NOSTALGIA/郷愁

団塊世代の日記
Nat King Cole の TOO YOUNG を
しみじみ聞ける世代のBLOGです。

もう半世紀

2014年06月04日 | 徒然
mixi より転記、加筆


まだ小学校にもあがらないころ
その頃、住んでいた家がなくなっていた。



親は転勤族で、私も点々と家を変わった。社宅暮らしだった。
時は流れ、住んでいた社宅はいつの間にか次々となくなり更地になり、そして、そこに別の建物が建てられていた。吉祥寺、松本、関、加須。。
ある所は、学校の校舎、ある所はファミリーレストランやスーパーに変わった。

そしてまだ残っていた、60年前に住んでいた家がとうとうなくなった。
その社宅は都内にある。時々懐かしいので見に行っていたが、3年ぶりに来てみたら消えていた。ここは幼稚園、小学生時代を過ごした思い出の場所。
家の周辺は新しい家が建ち、様子はすっかり昔とは変わっていたが、唯一その社宅はだけは、残っていたので、懐かしかった。


建物は、時が経てば、古くなり建て替えられるのが常だが、寂しさは残る。
学校の校舎もそうだ。
小学校(3校)、中学校、高校と既に通っていた昔の校舎はない。
どこも今住んでいる所から遠く離れているのでなかなか行けないが、それでも、4、5年経つと足が向いてしまう。もう校舎はなくても、そこに通った道は残っている。昔のままの橋が残っていることもある。



そんなノスタルジーに浸りながら、昔の面影を探して歩くのが楽しみになってきている。


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