実家に帰るとTimeslipする。
実家と言っても、もう10年以上誰もいない。
一応、電気、ガス、水道はくるようになっているので、帰っても泊まることはできる。
親が亡くなって10年以上経ち、そろそろ家の始末をしようと思案している。徐々にではあるが、遺品の整理をしていて、先日は布団を200Kg程処分した。古着もこちらで安く処分するため40L袋10個、持ち帰ってきた。食器棚にあった食器もだいぶ処分した。でも、まだ全体の半分程度。
さて、この前帰った時に、いつものように整理していたら、押し入れから埃まみれの郵便物が出てきた。私が高校、大学の時に来た手紙が袋いっぱいにあった。つい整理の手を止めて、読み始めてしまった。もう半世紀も前のもので、存在すら忘れてしまっていた。そこには、昔の懐かしい名前があった。男友達も女友達も。そんなに出し合っていたのかと今更ながら思った。下書きで残った便せんもあり、どんな文章を書いたのか気になったが、ほとんど読まずにそのまま置いて帰ってきた。今度行った時に読む楽しみにした。
誰もいない実家に帰ると、親の想い出とともに、そこで暮らした昔の自分を思い出す。しばし郷愁に浸ることができる。でも、いつまでもそんなことはしていられない。家も朽ちてきたし、そろそろ本格的に跡地をどうするか決めないと。売却か駐車場にするかかな。それにしても、遺品を片付けないと。それに自分の部屋には、結婚した時点のものがそのまま残っている。あぁー。
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