６月４日

ＰＲＩＤＥ　武士道はデニス・カーン選手の圧倒的なスピード、石田光洋選手の冷静さと最後まで
攻撃の手を緩めない意志とスタミナの豊富さ、桜井“マッハ”速人選手の鮮やかな一撃が
目を引きました。特に石田選手は五味隆典選手を下したマーカス・アウレリオ選手の締め技を
落ち着いて処理してあとはパンチの連打、同じライト級の五味選手との対戦はぜひ見たい
ものです。

できれば上原浩治投手に勝ち星をつけさせてあげてほしかった今日の試合、東京ドーム通算成績
１勝４敗の西口投手を責めあぐねていましたが、ルーキー脇谷選手の三塁打をきっかけとして最後は
清水選手がまたしても立役者になりました。けが人続出なだけに首位返り咲きでも油断できません。
交流戦を一つでも多く勝利すること、話はそれからです。

日本×マルタ、正直不満でした。確かに選手交代でマルタディフェンスをこじ開けようとする姿勢は
評価できます。ただけが人が出さないように慎重になりすぎたきらいがあります。開幕まであと５日、
改善すべき点はきちんと把握して修正がなされていると信じたいです。