６月２５日

まずは宝塚記念勝利、一安心です。見た目よりも悪い馬場をいつものように加速して馬場のいい
大外から一気に先頭に踊り出たディープインパクト、ヨーロッパの馬場は芝が長くて重いため条件
こそ若干違えどいい経験になったのは間違いありません。

これで凱旋門賞に行くことになるのですが、楽なレースでないのは容易に想像がつきます。馬場は
重く、馬群も固まって進んでいきます。こじ開けることが出来る根性あるいは外を回ってもバテない
スタミナが求められています。ディープにはそれらが備わっていると思うのですが、ヨーロッパ勢が
黙って勝たせてくれるとは思えません。

エルコンドルパサーの時は最後まで勢いが落ちないエルコンに勝たせないためモンジューに進路を
開けたと聞いています。その中で戦うわけですから日本で走る以上に消耗度が激しくなるのは必至
です。本番まであと３ヶ月強、チームディープの戦いが続きます。