１０月１５日

亀田大毅１年間の出場停止処分は東日本ボクシング協会の要望どおりの厳罰と見ていいでしょう。
世界戦で見せたボクシングの品位を落とした行為は許されざるものではありません。父・史郎トレー
ナーはセコンドライセンス無期限停止処分、兄・興毅選手は厳重注意処分、協栄ジムの金平桂一郎
会長は３カ月間のクラブオーナーライセンス停止処分が下されました。

そもそも怖さすら感じる亀田家の「強さ」はどこから来ているのでしょうか。一部のジャーナリストは裏
では礼儀正しいと話したことがあります。ならそれを普段から出しても良かったのではないかと思うの
です。何も威嚇を伴ったものだけが強さじゃないでしょう。家族など愛するものを守るために冷静に立
ち向かうことも強さと言えるはずです。自身がそうしたいためにしているのならライセンス停止期間に
メンテナンスを、と言いたくなります。しかしいつの間にかどこかの操り人形になっていたというのなら
金銭面などのダメージを覚悟の上で関係を清算することが必要ではないでしょうか。これ以上失態を
見せることは許されない亀田家の試行錯誤はまだまだ続きます。

余談ですが桧山進次郎選手の阪神退団は誤報でした。スクープ合戦もいいのですが、くれぐれも裏
づけを忘れず冷静な報道を心がけて欲しいです。