6月7日

第70回安田記念が東京競馬場で行われ、3番人気の昨年の桜花賞馬、グランアレグリアが
優勝しました。芝の塊が直撃した池添謙一騎手の右目が痛々しかったのですが、熱発明け
でもきっちり仕上げた藤沢和雄厩舎のスタッフとともに、会心の騎乗を見せたことはさすが
というほかありません。
そして、芝GI8勝の新記録がかかっていたアーモンドアイは2着に終わりました。スタートで
半馬身出遅れ、若干渋った馬場、直線馬群をさばくにも時間がかかったこともあり、記録
達成とはなりませんでした。それでも、秋に記録更新の機会が残されています。また、
池添騎手に氷嚢を渡したクリストフ・ルメール騎手を見ると、快挙達成の瞬間はきっと
見られると感じています。