7月30日

本日の新型コロナウイルス感染者が367人確認された東京都で、酒類を提供する飲食店と
カラオケ店に対し、8月3日から営業時間を22時までに短縮するよう要請しました。営業時間を
短縮し、感染拡大の速度を落としたいという意図は感じますが。家庭内など感染源が多様化
しているだけに、予断を許しません。
感染の危険性を下げるためには感染が多発している地域に行かないのが一つの方法です。
しかし、外出する時間を減らし過ぎるのも健康増進に差し支えます。また、減収分に対する
補償があれば協力しやすくなりますが、現時点では中小飲食店に20万円となっており、
実効性があるのか心配です。
東京オリンピックを来年開催してほしいという関係者の思いもそうさせているかもしれません。
ただ、こればかりは海外の状況も勘案しないといけないため、ワクチンの開発などに左右されて
しまいます。また、それぞれの思惑もぶつかり合うことでしょう。数週間後どうなっているか
見守る必要があります。