第88回日本ダービーは4番人気のシャフリヤールが2分22秒5のレースレコード
で制しました。福永祐一騎手は直線詰まったところでいい意味で開き直ること
ができたのが勝利に結び付いたのではないでしょうか。最近は展開の読みなど
で賞賛されることが多いのですが、日本ダービー3勝目でますます注目を集め
そうです。
皐月賞を無敗で制したエフフォーリアは鼻差の2着に終わりました。向こう
正面で少しかかる場面もありましたが、直線抜け出したタイミングなど
横山武史騎手の騎乗に問題があるとは思えません。ぞろ目回は1番人気が勝て
ない、ダービー2着馬の血統が影響した、などのジンクスもありますが、
藤原英昭調教師が騎乗ぶりを評価していましたし、さらに飛躍することが
できるのではないでしょうか。
あと心配なのがダービーレコードで制した馬がケガに泣かされることが多い
ことです。一昨年のロジャーバローズは引退しましたし、その前にレコードを
記録したドゥラメンテは秋を休みました。シャフリヤールが無事秋以降の競馬
に出走できることを願うばかりです。