もちろん、実際に描いたわけではなく、画像編集ソフトPhotoshop Elements 上での作業です。
文字を木製板に書き込んだ直後の画像が、次のとおりです。文字には、まだ何らの加工処理もしていません。
◆ Before（文字加工前）
上の画像では、板製立て看板に描かれた文字がやけにつやつやし過ぎて、いかにも画像の上に人工的に付け加えた感があります。
まぁ、ペンキ塗りたての看板は大抵はこんなもんで、「これはこれであり。」というところですが。
このペンキ塗りたての文字に加工を施し、ザラザラ感を出してみました。
それが、次の画像です。
◆ After（文字加工後）
文字にザラザラ感を出すために使ったツールが、フィルタです。
フィルタは、画像レイヤーにしか適用できまません。したがって、テキストレイヤーは、レイヤーパレットで「ラスタライズ」をして、画像レイヤーに変更する必要があります。「ラスタライズ」とは、テキストを画像データへ変換する工程です。
多数のフィルタの中でも、ザラザラ感を付け加えるために今回使ったのが、「粒状」フィルタです。これを使うと、画像にノイズが付加されるので、ザラザラした感じが出るのです。
目的のレイヤーを選択し、「フィルタ」－「テクスチャ」－「粒状」を選択します。密度や、コントラストを好みの値に設定すると、上の画像のように文字が変化します。
その上で、「イメージ」メニューの中の、「変形」‐「ゆがみ」コマンドを用いて、看板の形にフィットさせるために、ほんの少しだけ、文字を変形させました。
どうでしょう。こうすると、ペンキ塗りたて感がなくなり、少しは使用感を出せたのではないでしょうか。
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Photoshop Elements で利用できるフィルタもたくさんの種類があって、今のところ、とても使いこなせていません。これから、楽しみながら、少しずつ覚えていければいいな、と思っています。
それでは、また次の記事で
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