パソコン悪戦苦闘記録

AIツールChatGPTの語学教育への活用

 アメリカのAI(人工知能)研究所「OpenAI」が2022年11月にリリースしたAIチャットツール「Chat GPT」が、今、大きな話題になっています。

 Chat(チャット) GPTとはどういうものか、
  こちらの記事をご覧ください。


 ユーザーの求めに応じて、Chat GPTは、ごく自然な文章で、非常に詳細な回答を返してくれます。
 しかも、ユーザーが次の質問で的を絞りこむと、それに応じて、さらに深入りした返答をしてくれます。





 今日の日曜日(2023年1月29日)、まる一日、そのChat GPTに関するWEB記事を読み漁り、またいくつもの動画を視聴しました。
 2022年11月の無料公開以降、世界中で大反響となっているだけあって、ネット上には、Chat GPTに関する情報がたくさん出ています。
 また、実際に試用した多くのユーザーが、Chat GPTの紹介動画をアップしています。

 リリース直後の現時点でもこれだけの実力を備え、これだけの高い到達点に達しているのならば、これからのさらなる進化発展は、いったいどんだけのものになるんだろう、との期待が高まります。

 ネット上には、Chat GPTの「活用法」もまた、いろいろと紹介されています。これも、現段階で考えられる活用法の一部に過ぎないのであって、今後、さらに活用の場面が増えます。また、考えてもいなかった意外な活用法が見いだされる可能性もあります。

 現段階においても、すでに、Chat GPTの活用法活用事例は、いろいろとあります。
 それらのうちで、最も感心させられ、考えさせられたのが、「語学学習」へのChat GPTの取り入れです。

 英訳、和訳などは、基本中の基本で当たり前。AIにとっては超お手の物。
 そのほかに、英単語や構文の使用文例の作成、提示。
 英単語の単語帳作成。
 生徒が作成した英作文を添削して、間違い箇所の指摘。
 英単語の語源の解説・説明。
 英単語を覚える工夫例の紹介。
 英語を使った双方向のやり取りでの英会話練習。
・・・・、などなど。
 試験問題も作成できれば、答案の採点だってできるはずです。
 このような語学学習におけるChat GPTの活用事例を、動画で紹介している人がいます。

 こうした動画を見せつけられると、
「英語教室は、今後、なくなってしまう。」
「英語の先生は、不要になる。」
とする見方、意見も、現実的なものに思えてきます。

 ただ、教育の場面においては、「教える側の人格による影響」は、かなり大きいものがあります。生身の人間が教えるからこそ、それに応えて生徒が成長する、教育にはそういう面も大きいと思います。
 ですから、「教師不要」の上記意見が、そのままの形で現実のものになるとは限らない、と私は考えます。
 でも・・・、そうは言っても・・・、
Chat GPT のようなAIの出現で、今の英語教育、さらに語学習得方法は、大きく変容するのは間違いありません。

 今後は、語学学習、語学教育においても、AI活用が前提になるでしょう。そして、それを土台に組み込んで、さらなる語学教育の進化・発展を模索することになるでしょう。
 これまでは考えられなかった「新しい何か」、そういうものを創り出せばいいじゃないですか。

 Chat GPTの出現は、かつての「WEB登場」に匹敵するほどの、
  社会に大きな地殻変動を起こす
との論調もあります。
 これ、あながち、間違いではなさそうです。


 

それでは、また次の記事で
goosyun
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