ADODB.Streamオブジェクトが用意されています。
ADODB.Streamオブジェクトはなかなか便利で、
このオブジェクトのおかげで、ExcelやWordと、テキストファイルとの間で、入出力処理を行うことができます。
ADODB.Streamオブジェクトを使った具体的なVBAコードの例示は、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
ADODB.Streamオブジェクトは、データのひとまとまりを一時保存しておいてくれる、保管庫の役割を果たすオブジェクトとイメージできます。Excel等とテキストファイルとの仲立ちのような存在です。
しかも、データをこの保管庫に入れるに当たって指定をすれば、使用する文字コードや改行コードなどの設定も併せて保管してくれます。それは、Streamオブジェクトのプロパティに値を代入する方法で行います。
VBAの標準オブジェクトに含まれていないので、バインディング作業(外部オブジェクトを使えるようにすること)が必要ではあります。けど、事前バインディングをしておけば、便利な自動メンバ表示等のコーディング支援機能も使用できるようになります。
事前バインディングとは、VBAコードを記述する前の段階において、必要なLibraryの参照設定を、あらかじめしておくことです。
具体的には、VBE(VBエディタ)の[ツール]‐[参照設定]を開き、
必要な項目にチェックを付ける作業のことです。
ADODB.Streamオブジェクトの事前バインディングとして、
Microsoft ActiveX Data Objects 6.1 Library
の項目にチェックを付けることになります。
それでは、また次の記事で
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