パソコン悪戦苦闘記録

無線LANルーターの「らくらく引っ越し機能」で、端末側の設定変更は一切不要

 我が家の無線LANルーター(Wi-Fi親機)を、買い替えました。



 これまで使っていたのは、NECのAtermという機種でしたが、今度は、
   エレコムのWRC-1167GST2
という機種です。

 最近の無線LANルーターって、すごい便利な機能が備わっているんですね。
 「らくらく引っ越し機能」っていう機能です。

 どんな機能かというと、ボタンの長押しで、これまでのルーターの
SSID と パスワード がそのまま、新しいルーターに移行できてしまうのです。
 そのために、無線LANルーターに接続しているスマートフォンやPCなどの端末側で、設定変更の必要がないというわけです。
 端末側では何の設定変更もすることなく、従来どおりの SSID と パスワード で接続ができてしまいます。

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 我が家の同居人(「愛妻」とも言う)は、何も知らずにこれまでどおり、スマートフォンをWi-Fi接続しています。
 「無線LANを新しいのに取り替えたよ。」って伝えると、
 「あっ、そう。」の一言です。
 まぁ、それでいいのです。
 スマホの設定変更をさせるために、「ああだ、こうだ」と説明する手間がなくて、楽ちんです。

 「らくらく引っ越し機能」の使い方も、いたって簡単でした。
 エレコムの新ルーターのWPSボタンを長押しして、WPSランプが点滅している間に、従来の機種NECのAtermのWPS*機能を使うだけです。

* 「WPS」(ダブリューピーエス)とは、
「Wi-Fi Protected Setup(ワイファイ・プロテクテッド・セットアップ)」の略で、
端末と無線ルーターとの間の接続の設定が、ボタン一つでできてしまう仕組みです。
 昔の「AOSS」という機能を標準化した規格です。



 新機種に、従来の SSID や パスワード の文字列を打ち込むなども必要ありません。
 それさえ、自動です。

 NECのAtermのWPS機能は、
1 「らくらくスタートボタン」を長押し(約6秒)
2 POWERランプが緑点滅したら放す
 これでOKです。

 最初、NECのAtermの説明書を全く読まず、
「らくらくスタートボタン」を長押しだけでいいはず、と推測し、
「らくらくボタン」をずっと長押しし続けていたのですが、これではできませんでした。
6秒ほど長押ししたら、POWERランプが緑点滅し始めるので、その時点でボタンから手を放す必要があります。これで、AtermのWPSが機能します。

 「引っ越し機能」で、SSIDとパスワードの両方が新ルーターに引き継がれるので、Wi-Fiに接続した端末のWi-Fi設定画面を開いてみると、接続先SSIDには従来どおり「Aterm」と表示されています。
 ルーターは、もう「Aterm」ではなく、「エレコム」に入れ替わっているんですけどね。

 いやぁ~、デジタル機器の世界って、すごい進歩をしています。ますます便利になっています。
 ビックリしました。

 それでは、また次の記事で。

コメント一覧

goosyun
なかむら さん
 申し訳ありません。
 エレコムWRC-2533ST2に関しては、よく分かりません。
 「処理が遅い」問題、うまく解消するといいのですが。
なかむら
我が家では先日エレコムWRC-2533ST2を購入しました。簡単設定でセットアップしましたが画像・動画の処理が遅くなりました。
原因不明です。そこで「らくらく引っ越し機能」で再設定をしようと思っていますが、我が家の機種でも可能でしょうか?よろしくお願いいたします。
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