SSDはフラッシュメモリーを採用したデータ保存装置で、動き(データ転送)が従来のHDDより高速です。
そのため、内蔵ストレージをSSDにすると、Windowsの起動や、アプリの動作が、HDDよりはるかに高速になります。今では、SSD全盛の時代となりました。
SSDの価格が下がってきた数年前から、私も、所有するノートPCの内蔵ストレージを、次から次にHDDからSSDに交換していきました。今では、我が家のノートPC(全6台)すべてが、SSDとなっています。
HDDをSSDに交換するには、形状が同一の2.5インチSSDを使います。この2.5インチSSDでも十分に高速で、HDDをSSDに換装すると、PC起動が格段に速くなるので、最初は驚かされます。
ところが、内蔵SSDにも、これ(2.5インチSSD)と異なる種類のものがあります。
M.2(エムドットツー)端子に接続する基盤タイプのSSD、「M.2SSD」です。
さらに、このM.2SSDにも種類があって、
SATAのバス(データ転送路)を使う SATA SSD と、
PCIe(ピーシーアイエクスプレス)というバスを使う PCIe SSD
とがあります。PCIe(ピーシーアイエクスプレス)というバスを使う PCIe SSD
上記の PCIe SSD は、格段に高速、超特急です。そのデータ転送はずば抜けて速くて、2.5インチSSD や、SATA SSD を圧倒的に凌駕します。
マザーボードとの間でデータをやり取りするのに使うバスが、 SATA と PCIe とでは、雲泥の差があるためです。PCIe は転送路が広くて、データを効率よく転送しますから。
私が今年の春、最新のデスクトップPCを購入した当初、Windowsの起動の速さにビックリ仰天しました。電源スイッチを入れて、ほんの数秒でWindowsが起動します。そして、全く待たされることなく、PCが使用できる状態になってしまいます。本当に、「あっ」ちゅう間です。
これは、内蔵ストレージが PCIe SSD だからです。PCIe SSD の威力です。
この速さを知ってしまったら、もう後には戻れません。
電源スイッチを押してPCが使えるようになるまで、1分も2分も待たされたのは、昔の話になってしまいました。
あぁ、ありがたや、ありがたや。
それでは、また次の記事で
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