Windows11のハードウェア要件が緩和された
Windows11が旧型PCに対応開始
という、記事を書きました。
けれども、実はこれ、真実ではなく、誤報でした。申し訳ありませんでした。
日本マイクロソフト(株)が、
「そんなこと言った覚えはないよ。」と、はっきり否定しました。
「窓の杜」編集部の問い合わせに対し、日本マイクロソフト社の広報部担当は、
「Microsoftから変更の発表をした事実はなく、Windows 11のシステム要件に変更はありません」
と回答した、とのことです。上記記事は、2024年12月5日、「窓の杜」Webサイトに掲載されました。
「窓の杜」とは、株式会社インプレスにより運営されている、Windows用のオンラインソフト紹介サイトのことです。オンラインソフトを紹介するWebサイトの草分けとして、広く知られています。ですから、「窓の杜」サイトに掲載されている記事の方こそ、信頼性があります。
「Windows11のハードウェア要件緩和」のニュースは、そもそも発表当初から、その真実性に疑問が投げられていました。私もそうした疑問が投げかけれていることは認識していたので、先のブログ記事中に、
「Microsoftから公式説明は出ていない」
と、付け加えてはいました。
その上で、「そうしたニュースがネット上に出てきたよ。」という書き方によって、そうした類の記事が出てきたこと自体を、第三者的に客観的に記述したつもりでした。
でもまぁ、結果的には、事実ではないことをブログに書いてしまったわけで、お詫びいたします。
いやぁ、ネット上では、ウソ・偽りの情報であっても、こうやって広まっていくんですねぇ。
レイアウトや見た目の外観からすると、いかにも信頼性のあるサイトのように見えて、しかも、かなり詳しく説得的に記述されると、人間ってついつい、信用してしまいます。私が取り上げた記事の、発信元サイトも、まさにそうでした。レイアウト、外観が本格的なサイトだったし、記述内容もかなり詳しかったので・・・。
なお、ネット検索で、再確認したところ、
例のその発信元サイトでは、
<お詫び>記事に掲載された情報の誤り
という見出しの記事を掲載しています。
「事実と異なる誤った情報を掲載し、公開してしまったことを読者の皆様に深くお詫びいたします。」と、全面的に誤りを認めています。
ネット上の情報、特にSNS上のやり取り、さらにAIによって提供される情報には、誤りも含まれている、このことをしっかりと頭に入れておく必要があります。このことは目新しいことではなく、繰り返し繰り返し言われていることです。
それなのに・・・。
今回の件は、勉強になりました。
それにしても、Windows11のシステム要件はかなり厳しいものがあります。11へのアップグレードに対するその高いハードルは、今のまま維持されます。
そうであれば、この際、Linuxへの乗り換えもわるくはないですよ。Linuxは無料です。システム要件もWindowsほどではありません。
そして、Linuxの中でもUbuntu(ウブントゥ)というのは、特に使い勝手がよい種類です。初心者でも違和感なく使えると思います。
それでは、また次の記事で
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