先日、中継器に代えて、2階デスクトップPC内部に、Wi-Fi拡張カード(ボード)を取り付けることにしました。
選択したWi-Fi拡張カード(Wi-Fiアダプター)は、
TP-Link の
Archer(アーチャー) TX3000E です。
どうして、中継機をやめ、内蔵のWi-Fiカードに変えたのか、
また、どうしてTP-Link の Archer TX3000E を選んだのか、
その辺の詳しいことは、
⇒ こちらの記事をご覧ください。
TP-Link のArcher TX3000E の増設作業は、やってみると割と簡単でした。
作業後に、Wi-Fi接続を試してみると、問題なく接続も確立できました。しかも、接続はきわめて安定していて、接続が切れるなんてことは一切ありません。
そして、スピードテストを行うと、従前よりもずっと速くなりました。
スピードテストの結果は、次のとおりです。
【設置前】
ダウンロード、アップロードともに、 90Mbps前後
【設置後】
ダウンロード 250Mbps程度 アップロード 130Mbps程度
特に、ダウンロードのスピードが格段に速くなりました。時間帯によっては、300Mbpsを超えることもあります。
YouTube動画再生のスムーズさなどは、カード設置の前後で変わることはありません。けれども、大容量のデータをダウンロードするとき、それに要する時間が大幅に短縮されることになりました。
さらにうれしいのが、この設置作業によって、Bluetoothも使えるようになったことです。
PCにカードを取り付けの後、Bluetoothマウスや、Bluetoothキーボードを接続し、動作確認をしてみたのですが、問題なく使えます。
拡張カードをPC内部に取り付ける目的の一つが、このBluetoothでした。今度から、Bluetoothヘッドホンも使えることになります。
それでは、ごく大まかに、TP-Link の Archer TX3000E の取り付け手順を書き留めておきます。
デスクトップPCの内部を覗き込んで、ケーブル接続など、細かい作業が必要なので、明るい昼間の方が作業しやすいと思います。PC内部に自然の明かりが差し込む環境だと、なおさら作業がスムーズです。
手順、工程は、次のようなものです。Archer TX3000E を、「カード」と表記しています。
【1】PCの電源を切断し、作業しやすい台に乗せる
【2】PCサイドパネルを外す
PC内部を覗き込んで、
PCIExpress x1スロットと
USB2.0ピンヘッダー(9ピン)の位置を確認
【3】PC背面の拡張カード用カバーを一つ外す
【4】付属のケーブルの一方の端をカード本体に挿す
【5】付属のケーブルの他方側の端を
マザーボード上のUSB2.0ピンヘッダーに差し込む
【6】カード本体のヒートシンク側を下向きにして、
PCIExpress x1スロットに挿し込みネジで固定
【7】PC背面からアンテナケーブル接続端子が顔を出す
【8】アンテナケーブル接続端子にケーブル接続
大体、こんなもんです。
以上の作業を終えて、心配なのは、ドライバのインストールでした。
ドライバが格納されたディスクが付属しているのですが、これが古いファイルだとか、あるいは、これをインストールすると不具合が起きる、などの情報も見かけますから。
そこで、付属のインストールディスクは使わないことにしました。
では、ドライバはどうしたのかというと・・・、
これが実に簡単でした。
Archer TX3000Eを取り付け後、従前の方法でWi-Fiを接続させたまま、PCの電源を入れてWindows11を起動させるのです。
すると、Windowsが最適なドライバをネット上から探してきて、自動インストールしてくれるのです。Windows起動後に、タスクマネージャーで確認してみると、Archer TX3000E 用のWi-Fiドライバも、Bluetoothドライバも、両方ともインストールされ、両ドライバともに正常動作していました。
どのようなドライバがインストールされたのか、その詳細は確認できていません。が、これで何の不具合もなくArcher TX3000Eが動いているのだから、おそらく、この方法でよいのだろうと思います。
Wi-FiカードのデスクトップPCへの取り付けは、作業前は不安も少しありましたが、やってみると実に簡単でした。デスクトップPCをお持ちの方には、お勧めできると思います。
それでは、また次の記事で
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