2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

房総半島グレートトラバース 館山から千歳アタック①

2020-10-14 06:40:03 | グレートトラバース
「平日の、一日だけの有給休暇だからいい日になりますように」


快速列車で二時間も先の、ゴール目前で足の痛みから断念した館山から30キロ強のトラバース計画を立てた。




朝5:30に出発し一路館山へ。


二時間の列車の旅は退屈するが、何より房総半島一周を目指すとなるとまたこの距離歩くのかと、電車が教えるその距離にため息がもれる。




8:00、館山到着。




「うわぁ、綺麗」
コロナ禍と、秋雨が続いたここ最近の曇天の陰鬱さを一気にぶっ飛ばすような、夏のような青空と、南国色溢れる館山の街並み。


「いい街だなぁ」
ため息に変わって陽光溢れんばかりの呟き一つ。



「行くぞ!」
房総半島グレートトラバース練習開始。




館山城も鮮やか。





海岸通りに出るまで山道だが、殆んどに歩道が用意されている。歩きやすい。


なかなか海沿いの道に出ないが、これから出会える眺めは今までと違う外房の海だ。





「このトンネルを抜けると外房の海だったりして」




当たり。





南側は綺麗な晴天だが・・・
 
北側は雲が厚い。






南国だなぁ。
本当に千葉県か。



今まで歩いた中で一番楽しい。
青空と、夏のような陽射しと、静かな街、道路・・・。



「神様からのご褒美か、全部一人占めだ!」

思わず叫びたくなる。





房総半島半島最南端、野島崎灯台へ。

足が痛くて今まではただひたすら歩くだけだった。本来、こういう寄り道も出来るようにならないとアドベンチャーレーサーとは言えないね。



野島崎灯台。


何枚撮ってもあきない。


マリーゴールドがまだ満開。




外房の海は激しいが今日はどこか穏やかです。




潮騒と磯の香りと・・・、明日、本当に仕事だよな。






こんな綺麗な海岸通り、あっていいのか。






「館山ってどんなところ。行ってみたいな」


グレートトラバースにかこつけて、一人楽しんでいる未熟者おやじ。
今頃パートで働いているかみさんの言葉を思い出した。

「お土産は買って帰るよ・・・」



潮騒王国道の駅でニンニク入りのシャケふりかけ購入。


元気出せよ。




あと一時間くらいでゴールか。




岬ごとに海が姿を変える贅沢な海岸通り。



あれは次の目標の鴨川か。


楽しみながらゴールしたが、最後にまだご褒美があった。



こんなJRの駅あるのか。
無人駅だが仕切っているのは檻のような柵だけ。



足に余裕がありそうなので電車で戻り、館山の街を少し楽しもう。


明日の仕事も前向きに、贅沢な一日を楽しんでしまった未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦は続く。