勝浦までのロングトレイルを終えたが宿は東浪見と先になってしまった。

嵐は収まったが気温が低い。
気力で歩いている感じです。

こういう単調なロングロードが一番きつい。でも、15分頑張れば変わるものだ。15分で1キロ強歩ける。水平視界の限界だ。その先に必ず変化がある。


「うわっ、スゲー。月曜日なのに満員です!」

「カッコいいなぁサーファーは。こりゃ女にもてる」

圧倒的にカッコいい。

絵になるよ。

「お客さんキレイに食べたね」
店のおばちゃんに誉められた。

上総一ノ宮から海岸線へ。
遂に来たぞ。


この道の果てがゴールの銚子だね。
勝浦まで歩いて戻り上総一ノ宮まで距離を伸ばす計画とした。
午前6:30、宿出発。

嵐は収まったが気温が低い。
テレビの「グレートトラバース3」のようなカメラマンやドローンは無いので、こんな感じで歩いています。

気力で歩いている感じです。
「でも、勝浦坦々麺とサーファーの聖地、御宿が見られるんだぜ。頑張れ」
慣れない寝床での寝不足が祟り、あまり感情が沸いて来ません。

こういう単調なロングロードが一番きつい。でも、15分頑張れば変わるものだ。15分で1キロ強歩ける。水平視界の限界だ。その先に必ず変化がある。
東浪見から御宿まで20キロ踏破。このまま国道を行ってはサーファーの聖地が見られない。

遠回りでも海岸へ。
あの門の先がサーファーの聖地、御宿海岸。

「うわっ、スゲー。月曜日なのに満員です!」

「わおっ!昨日の嵐のせいかパーフェクトウェーブ」

「カッコいいなぁサーファーは。こりゃ女にもてる」


圧倒的にカッコいい。
若さの特権。
「おっ、若いねーちゃん一人」

絵になるよ。
彼氏のサーファーを海岸で待っている。
「こんなドラマみたいな絵に出会えていいのか。来てよかった!」
「おい、サーファー、彼女には帰りにしっかり食事おごれよ。女を泣かすな!」
5キロ先が勝浦坦々麺の聖地だ。
大盛。

「お客さんキレイに食べたね」

店のおばちゃんに誉められた。
5日間まともな食事してないもんな。
「アドベンチャーレーサー食いだよ」

上総一ノ宮から海岸線へ。
これが九十九里浜だ。

遂に来たぞ。
遥か彼方だった銚子犬吠埼。
あと66キロ。
「鼻先まで来たぞ。房総半島の腹の底を覗いてやるよ。待ってろ」


この道の果てがゴールの銚子だね。
未熟者アドベンチャーレーサーの挑戦はつづく。