2nd Stageトラバース

50代で転職し、第二の人生スタート。
もがいて、笑って頑張るおやじをお届けします。

房総半島グレートトラバース 木更津アタック

2020-09-19 20:05:12 | グレートトラバース
連休の三日間で館山は突破しよう。


房総半島グレートトラバースの初日は通い慣れた木更津50キロ踏破。
これを疲れを残さずこなさないと、館山突破はとても出来ない。




あっ!初日は公園の清掃活動日じゃないか。

仕方なし。出発時間が4時間遅れた。
相変わらずゴミを落とすやつ、看板を壊す輩。








ボケ!





9:20出発。
日が昇ってからの出発もいいものだ。



市原市の工業地帯に突入。
この臨海鉄道がなかなかよろしいが、めったに遭遇しない。





第一目標、市原市姉ヶ崎のイトーヨーカドー。
あの夏の暑い日に熱射病なりかけで駆け込んだ恩人。
見えて来ました。
30キロ踏破。あと20キロ。



お礼の買い物をして15分で出発。




この先は16号線より面白い総武線沿線を行く。




田舎道で踏切も小さい。火力発電所と電車と田舎の踏切。なかなかいいね。
歩かなければお目にかかれない光景だ。





市原で有名なトラック市場。セスナが飾ってある。車や電車では近くで見られません。






田舎道を楽しんでいたら、いきなり歩道がなくなった!


車は来るし危ないが、行けアドベンチャーレーサー。




長浦駅通過。






秋の到来を感じさせる早い日没と夕焼け。


しかし、夕焼けに影を幽かに見せたのは間違いなく明日アタックする内房最先端館山までの房総半島の影だ!





遠い。遥かに遠い。





木更津から54キロ。
歩いたこともない、途方もない距離。






頑張れ、俺の足。





木更津駅に18:30到着。








明日の木更津着は朝6:40分。
足は痛いが歩けない程ではない。
総武線の中でゆっくり休め。





12時間後には館山アタックだ!



房総半島グレートトラバース 千葉県はすごい

2020-09-18 19:54:25 | グレートトラバース
房総半島を一周しようとすると大体280キロを踏破しなければならない。





連日相当な距離を歩かなければゴールのたどり着けない。






一週間ごとの休みを利用し、
「この前の続きからスタート」では意味がない。






グレートトラバース3は毎日人力踏破。一週間、鋭気を養って再出発なんて路線外れだ。







「連日歩いて、宿も用意して、お金かかるなぁ。まとまった休みが取れるわけでないし」






房総半島を眺めていたら「あっ!」と閃いた。










自分の家を山小屋に見立てれば行ったところで家(山小屋)に帰り、次の日電車で朝早くにその駅まで行って歩き始めればよし。
「家と電車を山小屋に見立てれば、連日踏破が出来るじゃないか!」







宿を探す力もなく、テントもやったことがない。しかし、房総半島は内房線、外房線があり、それを横断で繋ぐ電車がある。







房総半島一周グレートトラバースは
宿が無くても連日踏破ができる地形と交通機関が整っている。





すごいぞ千葉は。
すごい発見。





サラリーマンでまとまった休日がなかなか取れず、何日も連泊するお金がないなら、毎日家(山小屋)に帰ればいい。また次の日、昨日終わった地点からスタートすれば、連日踏破のグレートトラバースになるのだ。



千葉県の独特な形だからこそできること。






サラリーマンでも冒険心を掻き立てられる、素晴らしい土地だ。






発想を変えればいくらでも楽しめる。





この連休、ゴールはできないが、連日踏破で木更津越えが目標。




仕事を終えてワクワクしながら帰って来た。

ミニトラバース レインボーブリッジアタック②

2020-09-14 21:25:55 | グレートトラバース
お台場フジテレビの手前に「レインボーブリッジ」の行き先看板を見つけた。


ここまで30キロ弱。
明日も歩こうと思えば歩ける体力が残っている。


「房総半島一周トラバースには連日長距離を歩ける力がいる。少しは成長したね」

内心嬉しいのだが、実はこの先にあるレインボーブリッジの姿を見たくなかった。




「高所恐怖症」




子供の頃から治りません。
レインボーブリッジを車で渡る時も本気でお尻がムズムズするんです。




そんな人間が徒歩で渡れるわけないだろ!





グレートトラバース3でやっているから、挑戦しようと思うのだ。




デカイ!






実物を見たらマジでビビった!





こんなデカイ橋造るんじゃねーよ。





つり橋の高さも半端ではない。





こんな橋を野ざらしで人を渡らせようと考えるなんて、バカじゃねーか。





さんざん悪態ついて橋を睨みつけた。






取り敢えず足は大丈夫だから行ってみるか。




「レインボーブリッジプロムナード入口」




何がプロムナードだよ!
三途の川の回廊だろ!
マジで落ちたら怪我では済まないぞ!高さ56メートルってふざけるな!



三途の川の入口。





とぼとぼ渡り始めると、ランニングで渡る数人の変態野郎に追い抜かれた。





「怖くねーのか、変態!」





変態野郎は凄いスピードで一気につり橋部までかけ上って行った。








「すいません。私だめです。もう足が出ません」






つり橋部に届くまでの半分で引き返しました。





下を見たら三途の川が手招きしています!






入口まで戻りグダグダでへたりこみました。

「30キロを歩くより、レインボーブリッジの数百メートルの方が疲れるわ」




「グレートトラバース3の田中陽希さんは凄いな。槍ヶ岳や奥穂高岳を縦走して、何十キロも歩くのだから。レインボーより高いんだろうな」





30キロを余力残しで歩いた、少しの自信はレインボーブリッジに一瞬にして叩き潰された。






未熟者の挑戦は続く。

ミニトラバース レインボーブリッジアタック①

2020-09-13 17:07:20 | グレートトラバース
居座っていた夏も秋にその座を譲り、夜明けも遅くなって来た。



午前4:45 千葉某所よりレインボーブリッジに向けて出発。


まだ街も眠っています。






江戸川越え。
ハゼ釣りが最盛期だ。貸しボート釣りがメインのようだが、足を泥に埋めてのオカッパリおやじも頑張っています。





江戸川を越えてもまだ千葉県。
次の旧江戸川を越えないと東京都には入らない。





浦安から旧江戸川越え。


小学生の頃は東西線に乗って東京からこの浦安の桟橋まで釣りに来た。ハゼ、ボラ、スズキがガンガン釣れた。




都会のガキにとって宝物、天国のような場所だった。





今は立ち入り禁止。





令和の子供達よ、負けるな。









第一目標、葛西臨海公園通過。




荒川、中川河口渡河。
橋が高くて怖いぞ。


高所恐怖症でまともに写真が撮れません。





いよいよ湾岸道路突入。

果てしない直線道路。



ここで秘密兵器装着。
「耳栓」


「耳栓」効果は思った以上で、湾岸道路をぶっ飛ばす車やトラックの騒音にプレッシャーを感じない。快適だ。





ガンガン歩く。
「今までのミニトラバースも無駄ではなかった」






スタートから30キロ。
まだ足は大丈夫。




お台場着。
ゴールまであと少し。




時計を見ると午前9:50。
内房の苦労が頭をよぎった。




あと少し、頑張れ。

ミニトラバース レインボーブリッジへ

2020-09-12 21:48:43 | グレートトラバース
都会をトラバースする時の持ち物。


タオルや飲み物は当たり前だが、
「耳栓」「体臭臭い消し」は必需品だ。




百円ショップで購入した「耳栓」。


幹線道路沿いに歩くと、トラックや車の騒音は何時間も晒される。


もの凄いストレスになる。
そのイライラ感が事故や怪我に繋がる。




幹線道路ではなるべく耳栓をして騒音のプレッシャーを軽減しないといけない。




「体臭臭い消し」。


目的地の帰りは公共交通機関を使う。




自己満足の達成感をひけらかし、公共の場で英雄気取り、汗まみれの“臭い”輩。





カッコ悪いぜ。





ファッションと同じく、昔は良くても今の時代には野暮なだけ。




公共の場だからこそ臭いには気をつけたい。





後は滅菌ガーゼとテーピング。






登山と違い何とか帰って来ることは出来るが、怪我をした時の応急処置位は自分でやる心構えも必要。






明日は千葉某所からレインボーブリッジまで。






晴れますように。