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Not goto debu

A.D.Aで銀河も試してみる(その1)

散光星雲の次は銀河でライブスタックしてみました。 

最初はM101

M101 10秒×19枚

かなり淡いですがIpadではもう少し良く見えます。
もしかすると現地では暗順応した状態で見てるからかもしれないですね。

電子観望するにはもう少し表示画像のコントラストや明るさを弄りたい
ところですがASI Airはあまり細かく設定できないです。
(Sharpcapを使えって話ですよね)

で、この後10秒×100枚までスタックしてから、見た目が淡いので試しに
30秒露光にしてみたんですが、
なんとブレずにスタックできています!? 
驚きました。

M51 30秒×10枚 

10秒露光のスタックより明るくなり、Ipad画面だとかなり構造が
良くわかります。

ここから30秒60枚までやってみましたが、
Ipad画面ではそれほど見た目は変わらないようです。
良く見ると滑らかにはなってますが)
電子観望では30秒×10枚ってのもありかもしれません。

M51 30秒×60枚 

それにしても30枚で1枚毎に撮影していると絶対にブレているコマが
あるはずなんですが、星が点像のままスタックされていきます。
何か特殊な処理をしてスタックしているんでしょうか?
不思議です。

なお、残念なことに30秒露光×60枚の画像はFITS画像を保存するのを
すっかり忘れていました・・・_| ̄|○。
なので10秒×100枚の画像を画像処理。

M51 10秒×100枚
クリックするとFlickrに飛びます
M101_live_stack_100
Skywatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm 
Ackermann 2インチコマコレクター・レデューサー×0.73
ZWO ASI294MC PRO gain 390 -10℃
ASI Air Live Stack 10秒×100枚 総露光時間 16分40秒

いやあ、やっぱりA.D.Aは早いですね。(通常の3倍!?・・・)
15分強でここまで写るとは。
次回はもっと枚数重ねてみたいと思います。

次にNGC4565です

20枚スタック画像
NGC4565 10秒×20枚 

紡錘銀河がいい感じに見えます。

これも10秒×100枚を画像処理。
NGC4565 10秒×100枚 
クリックするとFlickrに飛びます
NGC4565_LiveStack_100
Skywatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm 
Ackermann 2インチコマコレクター・レデューサー×0.73
ZWO ASI294MC PRO gain 390 -10℃
10秒×100枚 総露光時間 16分40秒

お手軽撮影ですが良く写っています。

次はM100 

M100 10秒×20枚

現地ではもう少し渦巻の構造がわかりますが、かなり淡いです。

ASI Airのアノテーション機能を試してみましたがちゃんと認識しました。


こちらは50枚スタックした画像を処理しました。
M100 10秒×50枚
クリックするとFlickrに飛びます
M100_LiveStack_100
Skywatcher GOTO DOB 12' 口径305mm F5 1500mm 
Ackermann 2インチコマコレクター・レデューサー×0.73
ZWO ASI294MC PRO gain 390 -10℃
10秒×50枚 総露光時間 8分20秒

このくらいのサイズの銀河だとレデューサーなしでクローズアップ
した方が良さそうですが、NGC4312とは一緒に写せないので、
これはこれでありですね。

しかし、1000秒露光で次々に銀河が撮影できて、画像処理すれば
それなりの画像になるというのはやはりF3.65は明るくて良いです。

もっと枚数増やして選別してからスタックしたらどうなるのか
楽しみですが、今回M101で30秒露光が成立している点がちょっと
気になります。

ASI Airのライブスタックで何か特別な処理をしているのだとすると、
もしかしたら選別スタックよりもライブスタックの方が良かったり
するんでしょうか?
その辺も今後検証してみたいと思います。

この晩はもうあと3対象ほど撮影しましたので 
それはまた明日Upしたいと思います。 

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