去年の8月に93歳になるおばあちゃんと話す機会がありました。
そのおばあちゃんとはもともと知り合いなのですが、それまでは2人っきりで、なかなかゆっくり話すことはなかったのです。
その日は小一時間話しました。
最後に、さり気なくおばあちゃんは言いました。
「私の夢なんだけど、〇〇〇さん、お願いがあるんだけど聞いてもらえる?
コケコッコ花を増やしてほしいの。」
私は(今考えるとかなり安易に)
「はい、いいですよ」
と答えていましたが、その後忘れていました。
(-o-;)
秋も終わる頃、そのおばあちゃんから籠が届きました。
中には種がいっぱい
(°□°;)
そして、千代紙に
「先日お話ししたコケコッコ花の種、今年採った分です。
これから増やして育てたい花です。
たくさん咲いたら見に行きたいです。
それまで生きているかな?………」
ずっしり心にきました。
写真は、その種から咲いたコケコッコ花です。
おばあちゃん、頑張ってたくさん咲かせるから待っててね。