迷子に「どうしたの」と声かけるべきか 「不審者」扱い怖く、「110番」した実例巡り議論 2014年01月10日 | 湖の麓のマイルーム 子供にあいさつしただけで「不審者」のレッテルを貼られかねない昨今、 迷子を見かけた際に「どうしたの?」と声をかけるのは少し勇気がいることかもしれない。 ある男性は声をかける代わりに「110番」としてその場を去るという苦肉の策をとった。 一連の出来事を2014年1月9日にツイッターで告白すると、すぐに反響が広がった。 ■「駅はどちらですか」「すみません」で通報の例も 男性は9日、「昨晩110番を利用してしまった」として8日夜の出来事を語り始めた。 ツイートによると、男性は20時ごろ、小学校1~2年生くらいの子供が1人で泣きながら歩いているところを住宅街で見かけた。 迷子かと思い、声をかけようとしたが、いわゆる「声かけ事案扱いされること」が頭に浮かんだ。 男性は不審者扱いされるリスクを考えて声をかけることを断念し、代わりに「110番」通報をしたという。 一般的に「声かけ事案」とは、子供に「お菓子をあげる」「車に乗せてあげる」などと誘うものや、 住所などの個人情報を尋ねるもの、卑猥な言葉をかけるものなど、 誘拐事件や性犯罪などの前兆と思われる事案のことを指し、条例で禁止している県もある。 ところが、各警察署がメールマガジンやホームページで発表している事例をみてみると、 本当に不審者だったのか分からないものも散見される。 「おはよう」と挨拶した男性や、「駅はどちらですか」と尋ねた男性、 「すみません」と声をかけた男性の通報例は、受け取り手の過剰反応である可能性も否定できない。 インターネット上には、転んだ少女に「大丈夫?」と声をかけた結果、長時間にわたって事情聴取されたという不幸な報告もある。 こうした現状を踏まえた結果、男性は110番を選んだようだ。 その慎重さは徹底していて、女性オペレーターから電話口で「最寄りの交番まで連れてきてほしい」と言われると、 それでは「事案」を恐れて通報している意味がないとして断った。 声をかけた場合に、子供が大声をあげたり防犯ブザーを鳴らしたりする可能性も危惧していた。 また、オペレーターに「せめて警察官が到着するまで、近くで見守ってあげて」と求められたが、 子供の近くで立ち止まって見ていては、それこそ「不審者」として通報される可能性があるとしてこれも断ったという。 「10年前なら間違いなく声をかけて交番に連れて行ってあげたが、 今は男がそんな事をしたら何を言われるかわからない」という男性は、 やりとりの末「一分でも早く警察官に保護させてください」と伝えて、後味の悪さを感じながらも子供のいる現場を立ち去ったという (10人コラボ) We Are The World 日本語 Cover 被災者のみなさま祈っています、頑張ってくださいませ} 麓の夢のブログは こちら ご訪問ありがとうございます 川湯ビレッジでは随時生徒を募集しております 詳しくは こちら ご訪問ありがとうございます 人気ブログランキングへ にほんブログ村