Amazing Grace 北の大地での田舎暮らし

大自然の中での田舎暮らし
北の大地で生かされていることに心から感謝し、日々感じたことを綴っています

タンチョウ お母さんの背中は温かい Grus japonensis

2012年06月22日 | 北海道風景日記
Celine Dion - Ave Maria



を聴きながら

お楽しみくださいませ



動物



鳥の

子育てを

見ていると

すごいな~って

尊敬します



もちろん

人間のお母さんも

偉いですが




自然界には

天敵という存在がいて

生まれた瞬間から

「こっこ」や


「雛」


は生きるか死ぬかの


自立をしいられるわけで



まぁ、捕食するほうも

こっこが

お腹をすかせて

待っているわけで




ここ

北海道の

田舎に住んでいると

風景の美しさとは別に

そういう場面に遭遇したりします


麓の家では

昔ですが

うさぎを

放し飼い(一応金網で囲って)



飼っていました



うさぎたちは

穴を掘って

どんどん増えました

子うさぎの可愛いこと

可愛いこと




かぼちゃを

丸ごと

金網の囲いの中に置くと

お互い

ぴったり寄り添って(美しく表現すると)


しかし

現実には

どのうさぎが押し出されてもおかしくない状態で

輪になって

そう

かぼちゃのまわりぐるっと

食べていました




そんなある日のこと

空から

「ピーピー」という鳴き声が

思わず

見上げると

カラスが

子うさぎを

くちばしにくわえ

飛んでいました


もう麓は

足元にある

石を投げましたが

届きませんでした

めちゃめちゃ悲しかったです


タンチョウ お母さんの背中は温かい Grus japonensis



丹頂鶴の雛も

よくキツネに狙われます

愛鳥家たちが

「今年は何羽雛が生まれて」

「何羽生きのびた」と

新聞に記事を載せたりします



麓の家のまわりには

キタキツネが住んでいます



子育ての時期には

鶏が何羽か

犠牲になります



もう小さな

金網の破れたところから

また

小さな穴を掘って

侵入するのです


キタキツネだけでなく

蛇も卵を丸飲みします



先日、麓の家の池の写真をアップした時に

おたまじゃくしが

うじゃうじゃいましたが

だんだんと

数が

少なくなってきています

虹鱒が

ある程度泳げるようになった

おたまじゃくしを

食べていると



生まれたての小さいおたまじゃくしは

岸にへばりついていましたので



おたまじゃくしが

大量に生きのびると

今度は

当たり前ですが

蛙がたくさん

そして

日ごろは

庭には

出てこないはずの

蛇まで


麓の家の敷地内には

数か所

蛇の道

蛇の通り道があるのです



普段は

そこさえ気をつけていれば

毒蛇ではないので

驚くことはあっても

大丈夫なのですが



蛙がたくさんいると

もう

きゃ~

きゃ~

ってなことになるわけです



不思議なことに

麓の部屋と

麓の母の部屋は隣合わせなのですが

なぜか

母の部屋には

いろいろ出没するのです

母の「きゃ~」って叫び声に

駆けつけると




蟻の行列

ムカデ

バッタ

カマキリ



アブ



ブヨ

ハサミムシ

などなど

to be continued


ってな感じで

母の叫び声と携帯の着信で

駆けつける時は

麓は

深呼吸してから

母の部屋へ行きます



麓は

虫は

無視したい

人です




山菜採りとか

きのこ採りとかでも

麓は

ダニやヒルなど

万全の注意をして

装備をして

行く人ですから


でも

そんな麓にも弱点が


毛虫

ダニ(部屋のハウスダストに住むダニではなく、森の中のダニです)

ヒル

ムカデ



もう

気絶しそうになります


まだ、でも

ダニに気がついて

処置(救急の自分でできる程度の)はしますが

もうそのほかは








で~す


それなら

まだ森の中で

熊に出会うほうが

海の中でサメに出会うほうが

ましです


......毛虫と熊と比べる???


はい、比べます

毛虫とサメと???

はい、サメのいそうな場所では泳がず

いても

ある程度は対応できるので


熊も

熊の領域に入る時は

かなり気をつけますし

木のぼり得意ですから



長くなりましたので


ご訪問ありがとうございます






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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (飴野天機)
2012-06-22 02:07:05
こんばんわ、湖の麓様。

クレソン記事のコメントを書いている途中で
動かなくなりましたw
飴野PC弱いですね~ ごめんなさいw

虫無視は東北人の基本です、
大きい蛾とか、見たこと無くて、
ゴキブリも東京で初めて見ました。
凄くでかくて本気で逃げました。

ウサギ残念でしたね、
ウサギの鳴き声、貴重かもです。
飴野は射的が得意なので打ち落とせます(笑)
カラスも何かを食べないと生きてはいけないのです。

ポチ。
返信する
虫の話を蒸し返して申し訳ありません。 (道草)
2012-06-22 05:38:52
私は小学校(国民学校ですが)子供の頃は口丹波へ疎開して、そこで7年間を暮らしました。西陣の町から山深い北山杉の里へ移り、植物も動物も何もかもが珍しくて、食べ盛りのひもじい思いはしましたけど、自然に囲まれた生活を満喫しました。
家庭ではもちろん学校でも兎や鶏を飼いました。ペットではなくて食用です。それが当たり前の世界(時代)でした。
蛇や蜥蜴や蛙は遊び道具でした。して、鳥や獣や昆虫や爬虫類たちの、文字通り弱肉強食の有様は日常茶飯事で目撃しました。

今は京都の外れの住宅街に住んでいますので、住み着いた頃に比べますと目に触れる動物はかなり限られています。鳥でも虫でも、何が害で何が益なのかの判定は難しいものです。好みの問題もあるでしょうし。
最近は、やはり烏が害鳥に思えます。童謡の烏は嘴細鴉で可愛いイメージですけど、人家の周囲に蔓延(はびこ)っているのは嘴太鴉だそうで憎々しいばかりです。
いずれにしましても、害(嫌)鳥や害(嫌)虫は人間の側からの感覚や判断で、彼らにすれば精一杯に生きているのでしょうけど。


「祖師谷」  深尾須磨子

小さな 小さな
地球の襞
私は祖師谷をつまみあげる
そして 裏返したり
はたいたり
蛇や蜥蜴を追ひだしたりして
やがて私はもとどほり
盆景をならべる――
あすこに小川を
ここに土橋を 藪を
そして 森を 丘を 稲田を 畑を
絵馬堂を
朝は朝霧 夕は夕霧
とにかく美しい盆景です

返信する
道~ (koozyp)
2012-06-22 07:40:20
こんにちわ^_^

家の中にそんな獣?道が有るのですね~
実家もそんな呑気の所ですからね~台所の砂糖までアリさんが延々と
行列って良く有りましたね~虫を無視ですか~何と無く分かるような気がします~
さすがに家の中に20センチほどのムカデが出没した時は卒倒ものでしたけどね~
最近は変なヒルとかもいるので山も大変ですね~このヒルは随分と大きいらしいので注意ですね~(まだ北海道にいない様ですが・・・)

それでは(^^)
返信する
Unknown (gg)
2012-06-22 09:05:49
子供の頃の我が家も
田舎のわらぶき屋根で
色んな侵入者がいましたね
鶏も、庭に飼ってました
チョット思い出しました

今日から横浜
きをつけて、
そして楽しんできてください
返信する
Unknown (獅子谷まさ)
2012-06-22 20:18:04
麓さんの記事を読んでいて、改めて自然の厳しさを知りました。

ウサギがさらわれた話は、悲しくなりました。

返信する
信じられない有象無象 (borancha)
2012-06-22 23:05:55
びっくり!!!!
仰天!!!!!!
麓さんの家は、そんなにいろいろな気持ちの悪い生物が出没するのですか?本当ですか!??
信じられません!!
昔、私が育った田舎家ではネズミがかけっこしたり、たまに蛇が、大きな青大将がクネクネしていましたが・・・・
えーーーーーっ

タンチョウの雛、かわいいですね。
麓さんが撮ったのですか?
この目で見たい!見たいです!!!

台風の被害はありませんでしたか?
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