この秋冬の買い物。
CINQUANTA の、Type A-2。
BEAMS F 45周年の記念商品のひとつ。
数あるレザー系フライトジャケットのなかでも王道、定番といった印象のA-2。
その歴史の古さのみならず、マッコイズをはじめレプリカ系ブランドの現行品は20万円オーバーのものもあり、いろんな意味で憧れの逸品。
ついにワードローブに加わりました。
色は所謂シールブラウン。
他のモノと合わせやすそうな焦茶色。
レザーはホースハイド。少し硬さのある革ジャンらしい着心地。
アームホールは小さめなので、あまり中には着込めなさそう。
そこはオリジナルA-2自体がそもそもライトゾーン用に作られているので致し方無し。
襟裏のボタンは省略。
そして台襟はあるのか無いのか分かりにくい仕様…(笑)
首元のホックは再現。
(たぶん使わない)
エポーレットは廃されています。
(エポーレット嫌いのワタシとしては嬉しい別注ポイント!)
ジッパーはCINQUANTAでよく用いられている形状ですが、いつものピカピカなヤツではなくビンテージ調のマットな質感。
腰ポケットはボタン留め。
オリジナルはスナップボタンなので、ここは最も目立つアレンジポイント。
(ポケット脇にはハンドウォーマーあり)
オリジナル同様、背面は一枚仕立ての贅沢なレザー使い。
シャツのような襟、ポケットの少なさなど、軍モノらしからぬ端正な佇まいが魅力的なA-2。
アクションプリーツもないし、こんなのを実際のフライトでホントに着ていたのか…正直懐疑的(笑)
でもやっぱり、カッコイイですね〜
(以下、雑記)
就職して数年目の頃、「頑張って買っちゃいました」と某レプリカブランドのA-2を身に纏っていた後輩の姿がカッコよくて…
「自分もいつかはA-2」と羨んだのも遠い昔。
その後、そんなことはすっかり忘れていたんですが、ここのところの個人的なアメカジへの原点回帰やショート丈ブルゾンのマイブームが重なって、俄然A-2やG-1のようなフライトジャケットが気になっていたトコロにこの出会いが。
元々シンプルなA-2がイタリアブランドのフィルターを通して粗野感を削ぎ落とされ、更にスッキリとした雰囲気に落とし込まれており、非常に心惹かれて購入に至りました。
もはや「オリジナルのA-2を知らない人にとっては単なるフツーのレザーブルゾンにしか見えないのでは?」と思えるほどに匿名的なデザイン。
でもまあ、今回は時代考証や再現のリアルさはそこまで重視していなくて、A-2的なものを街でキレイ目に着たい、という願望がメインだったので、悪くない着地点かなと感じています。
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