どうも私は、病院とはなかなか縁が切れず、何かと病院通いすることになるのがなんだか微妙。
前にも、ちょっと書いているが、皮膚疾患で病院へ通い始めて、かれこれ5~6年くらい。
この皮膚疾患が、これまた厄介なもので、なかなか治らない。
皮膚症状が出ているので、皮膚科の病院に行ったのだが、病院の先生は患部を見るなり、「ああ、これかー」という感じで、ステロイドの軟膏を処方されて、それで終わり。
この症状が何か?という説明はなし。(こっちも聞かなかったからなのか?)
ステロイド剤は、何回か塗れば症状は治まるが、対症療法に過ぎないので、しばらくたつとまた同じ症状が現れる。
そのたび病院へ行くわけだが、「ああ、来たか」という感じで、またステロイドの軟膏を処方されて、それで終わり。
今度は、前とは違う皮膚科の病院へ行ってみた。
一応、思い当たる検査をしてくれるが、この状態が何か?は分からないので、やはりステロイドの軟膏が処方される。
次に症状が出たときには、「ステロイド剤は嫌だな~」と思っていたので、漢方を処方してくれる病院へ行ってみた。
これまでの経緯をざっくり話して、とりあえず一般的に皮膚疾患に効くとされる漢方薬から始めてみる。
しかし漢方薬は、副作用の心配はそれほどしなくていいが、即効性はないので、薬が効くまでにかなり時間がかかる。
患部が乾燥しないよう、ワセリンなど塗るのだが、薬が効きだすまで、かゆみを我慢しなければならない。
これも結構、苦痛の日々。
薬を飲み始めて、最初のうちは、ちょっといいかなと思っていたが、半年ほどしても、あまり芳しくない状態。
飲む薬を変えてみても、なかなか思うような結果が出ずじまい。
・・・後から考えたら、そのときは「肌にいいかな」と思って、粉末のコラーゲンも飲んでいた。
薬を飲んでいる時は、あまりいっぺんに何でもしないほうがいいのかもしれないわね。
そうこうしているうちに、あるとき自分の症状とそっくりな写真の載った広告を見た。
そこには、「尋常性乾癬」と書かれていたので、ネットで検索。
「尋常性乾癬」と、何だか物々しい名前がついているけれども、「尋常性」というのは、「普通の、ありふれた」という意味で、つまり「尋常性乾癬」は、「普通にある、ありふれた皮膚炎」ということ。
ここでは「尋常性乾癬」は、非常に治りにくいもので、発症する原因は不明、と書かれている。
それから、次をたぐって見ると「尋常性乾癬は皮膚病ではない」と書かれたものがあり、「皮膚病ではない」とはどういうこと??と思い、見てみた。
尋常性乾癬で悩んでいる方の専門サイト 尋常性乾癬専門相談室
これを読んでみると、「尋常性乾癬」の原因は「栄養障害・代謝異常」と書かれている。
えっ!? 栄養障害??
戦後の食糧難の時代じゃあるまいし、この飽食の時代に!!
「尋常性乾癬」の患部の皮膚は、こんな状態になっているのだそうです。
身体の細胞は新陳代謝を繰り返して、絶えず入れ替わっています。
細胞が入れ替わるのに、通常4週間かかる皮膚の細胞が、自律神経の乱れにより患部の細胞が、約5日というスピードで入れ替わってしまうため、新しい細胞が定着せずに剥がれ落ち、肌のバリア機能が低下して炎症が起きるのだそうです。
この状態の皮膚の患部に、免疫を抑制するステロイド剤を使うと、肌の修復システムが働かず、症状が長引くのだそうです。
それから、炭水化物(糖質)が多く、身体を作るタンパク質や、ミネラル・ビタミン類の摂取が少ない食事。
炭水化物の摂取が多いことで、体内の血糖を調整できず、自律神経が不安定になり、皮膚の細胞の入れ替わりスピードの指令ミスが起こり、乾癬が発症。
身体を作る材料になる、たんぱく質やミネラル・ビタミン類の摂取が少ないために、神経伝達物質の合成が出来ず、自律神経が不安定になり、乾癬が悪化する。
また、「尋常性乾癬」を患う人は、ストレスをためやすい性格・ストレスの多い生活をしていることが多いことも挙げられています。
ストレスが多いことも、自律神経が乱れる原因になります。
・・・これにも思い当たる節が。
その時、勤めていた会社の職場環境が、夏場、結構高温になるところで、エネルギー使うし、よく甘いジュースやら、アメなどを頻繁に食べたり飲んだりしていたからか。
そこで、つい最近、病院で血液検査をしたので、「乾癬原因を血液検査結果で追求」というページを見てみた。
自分の検査結果と比べてみると、ここで書かれている目標値より、タンパク質がかなり少なめ。
タンパク質や微量栄養素などは、摂取する量に比べて、吸収されにくい栄養素なのだそうで、どうしても不足しがちに。
つくづく、身体は自分の食べた物で出来ているということが、よく分かるわね~。
さて、そうなると、これまでの食生活を改善しなければならないわけだが。
ここでは、比較的吸収されやすい炭水化物(糖質)を減らして、GI値が低い食品を中心に食べるよう心掛ける。(血糖値を安定させる低GI値の食べ物のページを参照)
カロリーは気にしなくていいので、肉 ・ 魚 ・ 大豆 ・ 卵 ・ 乳製品を多くするようにする。
でも、いざ実践しようとなると、どうしても主食となる炭水化物は多くなりがちになるし、甘い物も意外と多い。
特に、家族で生活していると、団塊の世代に属する親なんかは「ご飯を食べなきゃ元気になれない!」などと言って、こちらの言うことには耳を貸さない。
基本的には、エネルギー源になるご飯をたくさん食べて、おかずはほどほどに、というのが、この世代の持論だからね…。
これは、親の愛なのか、はたまたエゴなのか…。
まあそれでも、最近は気を使って献立を考えてくれるようですが。(でも全面的に協力してくれるわけではない)
食生活の改善で体質改善しようと思うならば、1~2日ぐらい頑張ったくらいで、いい結果が出るわけでもなく、最低でも半年ほどは続けないと・・・。
毎日、コツコツとした心掛けの積み重ねが必要だ、ということね~。
追伸
あれこれ試行錯誤を重ねながら、それから3年ぐらいで、ほぼ症状は改善。
症状が改善せず、何年も悩む人が多い中、私は自分の合う情報見つけて、症状も改善したので、それはとてもラッキーだったわ。
前にも、ちょっと書いているが、皮膚疾患で病院へ通い始めて、かれこれ5~6年くらい。
この皮膚疾患が、これまた厄介なもので、なかなか治らない。
皮膚症状が出ているので、皮膚科の病院に行ったのだが、病院の先生は患部を見るなり、「ああ、これかー」という感じで、ステロイドの軟膏を処方されて、それで終わり。
この症状が何か?という説明はなし。(こっちも聞かなかったからなのか?)
ステロイド剤は、何回か塗れば症状は治まるが、対症療法に過ぎないので、しばらくたつとまた同じ症状が現れる。
そのたび病院へ行くわけだが、「ああ、来たか」という感じで、またステロイドの軟膏を処方されて、それで終わり。
今度は、前とは違う皮膚科の病院へ行ってみた。
一応、思い当たる検査をしてくれるが、この状態が何か?は分からないので、やはりステロイドの軟膏が処方される。
次に症状が出たときには、「ステロイド剤は嫌だな~」と思っていたので、漢方を処方してくれる病院へ行ってみた。
これまでの経緯をざっくり話して、とりあえず一般的に皮膚疾患に効くとされる漢方薬から始めてみる。
しかし漢方薬は、副作用の心配はそれほどしなくていいが、即効性はないので、薬が効くまでにかなり時間がかかる。
患部が乾燥しないよう、ワセリンなど塗るのだが、薬が効きだすまで、かゆみを我慢しなければならない。
これも結構、苦痛の日々。
薬を飲み始めて、最初のうちは、ちょっといいかなと思っていたが、半年ほどしても、あまり芳しくない状態。
飲む薬を変えてみても、なかなか思うような結果が出ずじまい。
・・・後から考えたら、そのときは「肌にいいかな」と思って、粉末のコラーゲンも飲んでいた。
薬を飲んでいる時は、あまりいっぺんに何でもしないほうがいいのかもしれないわね。
そうこうしているうちに、あるとき自分の症状とそっくりな写真の載った広告を見た。
そこには、「尋常性乾癬」と書かれていたので、ネットで検索。
「尋常性乾癬」と、何だか物々しい名前がついているけれども、「尋常性」というのは、「普通の、ありふれた」という意味で、つまり「尋常性乾癬」は、「普通にある、ありふれた皮膚炎」ということ。
ここでは「尋常性乾癬」は、非常に治りにくいもので、発症する原因は不明、と書かれている。
それから、次をたぐって見ると「尋常性乾癬は皮膚病ではない」と書かれたものがあり、「皮膚病ではない」とはどういうこと??と思い、見てみた。
尋常性乾癬で悩んでいる方の専門サイト 尋常性乾癬専門相談室
これを読んでみると、「尋常性乾癬」の原因は「栄養障害・代謝異常」と書かれている。
えっ!? 栄養障害??
戦後の食糧難の時代じゃあるまいし、この飽食の時代に!!
「尋常性乾癬」の患部の皮膚は、こんな状態になっているのだそうです。
身体の細胞は新陳代謝を繰り返して、絶えず入れ替わっています。
細胞が入れ替わるのに、通常4週間かかる皮膚の細胞が、自律神経の乱れにより患部の細胞が、約5日というスピードで入れ替わってしまうため、新しい細胞が定着せずに剥がれ落ち、肌のバリア機能が低下して炎症が起きるのだそうです。
この状態の皮膚の患部に、免疫を抑制するステロイド剤を使うと、肌の修復システムが働かず、症状が長引くのだそうです。
それから、炭水化物(糖質)が多く、身体を作るタンパク質や、ミネラル・ビタミン類の摂取が少ない食事。
炭水化物の摂取が多いことで、体内の血糖を調整できず、自律神経が不安定になり、皮膚の細胞の入れ替わりスピードの指令ミスが起こり、乾癬が発症。
身体を作る材料になる、たんぱく質やミネラル・ビタミン類の摂取が少ないために、神経伝達物質の合成が出来ず、自律神経が不安定になり、乾癬が悪化する。
また、「尋常性乾癬」を患う人は、ストレスをためやすい性格・ストレスの多い生活をしていることが多いことも挙げられています。
ストレスが多いことも、自律神経が乱れる原因になります。
・・・これにも思い当たる節が。
その時、勤めていた会社の職場環境が、夏場、結構高温になるところで、エネルギー使うし、よく甘いジュースやら、アメなどを頻繁に食べたり飲んだりしていたからか。
そこで、つい最近、病院で血液検査をしたので、「乾癬原因を血液検査結果で追求」というページを見てみた。
自分の検査結果と比べてみると、ここで書かれている目標値より、タンパク質がかなり少なめ。
タンパク質や微量栄養素などは、摂取する量に比べて、吸収されにくい栄養素なのだそうで、どうしても不足しがちに。
つくづく、身体は自分の食べた物で出来ているということが、よく分かるわね~。
さて、そうなると、これまでの食生活を改善しなければならないわけだが。
ここでは、比較的吸収されやすい炭水化物(糖質)を減らして、GI値が低い食品を中心に食べるよう心掛ける。(血糖値を安定させる低GI値の食べ物のページを参照)
カロリーは気にしなくていいので、肉 ・ 魚 ・ 大豆 ・ 卵 ・ 乳製品を多くするようにする。
でも、いざ実践しようとなると、どうしても主食となる炭水化物は多くなりがちになるし、甘い物も意外と多い。
特に、家族で生活していると、団塊の世代に属する親なんかは「ご飯を食べなきゃ元気になれない!」などと言って、こちらの言うことには耳を貸さない。
基本的には、エネルギー源になるご飯をたくさん食べて、おかずはほどほどに、というのが、この世代の持論だからね…。
これは、親の愛なのか、はたまたエゴなのか…。
まあそれでも、最近は気を使って献立を考えてくれるようですが。(でも全面的に協力してくれるわけではない)
食生活の改善で体質改善しようと思うならば、1~2日ぐらい頑張ったくらいで、いい結果が出るわけでもなく、最低でも半年ほどは続けないと・・・。
毎日、コツコツとした心掛けの積み重ねが必要だ、ということね~。
追伸
あれこれ試行錯誤を重ねながら、それから3年ぐらいで、ほぼ症状は改善。
症状が改善せず、何年も悩む人が多い中、私は自分の合う情報見つけて、症状も改善したので、それはとてもラッキーだったわ。