棚田ぐらし

住み慣れた京都を離れ限界集落の棚田の里へ移り住みました。
日本の原風景といわれる棚田の景色を次世代に繋げて行きたい

紅葉狩り

2008-11-09 | Weblog

紅葉狩りに行ってきました。

桜はお花見なのに何故紅葉は、持って帰るわけでもないのに「狩り」なんでしょう?
「紅葉狩り」という言葉は万葉集にも出てくるそうで、ということは1200年以上前、奈良時代にすでに存在していたことになります。

もともと「狩り」という言葉は、けものを捕まえる狭い意味で使われていましたが、それが野鳥・ウサギなどの小動物に広がり、果物などを採ったり(いちご狩り、梨狩り、ブドウ狩り、キノコ狩り)、草花をながめたりすることにも使われるようになったようです。

狩猟をしない貴族があらわれたとき、自然を愛でることを狩りに例えたという説もあります。ナチュラリストの先人でしょうかね。こっちの説の方が好みかもです。

似た言葉として、「ほたる狩り」もありますね。
日本語の微妙な使い分け、いいですね。


花と緑のグリーンサム