スティーブリズ、スキップフライから続く伝統を継承したFishをアンドリューに形にしてもらいました。
そもそも私のLongFish6'10もスキップのFishをベースにしたもので、いつか短いのを頼みたい、と思っていた私の念願の板。
LongFishと近いボトム形状で、フィンは真っ直ぐのキールじゃなく、ちょいモダンなラリーゲファートのプライウッド製。
レールは今までに比べたらシャープ。滑り出しも早くて、よく動いて、本当に調子が良いのです。
これが本物なのか!
説得力の塊の一本です。
先日ムネカタちょいあったかな?綺麗なAフレームが入ってきて、でもちょい厚いかなー、奥すぎたかなーと思ってパドルしたレフト。
早っ!と思う場所から板は走り始めました。
体感は6'6くらいかな。
ちょい反応悪い7'0台より早いよね、ってくらい。
シャープなレールは前半からスッと入り、ピタッと張り付きテイクオフ。
しっかりとハリのある波のフェイスを気持ちよく走って行けました。
頭オーバーのリーフとかやってみたいー!
って気持ち笑笑
先日は仲間とセッション。
Uskeくんはいつものようにヒラヒラと、時にテイクオフからチーターファイブ。
違う仲間はテイクオフしながら「え!?早っ!」と声だけ置いて走って行きました笑笑
「テイクオフ早いし、たるいセクションも走るし、反応いいし、本物マジヤバいね!」と感動してました。
アンドリューは以前「今、ほとんどのFishの制作者は本物を知らないんだ。真似を真似て、形だけのFishになっている。本物は頭オーバーの波でも、バックハンドでも優れた性能を発揮するんだ。」と。
実際ニューヨークで生活していた事のある彼は、スティーブリズのBlueFish6'1だけで過ごしていたそうです。
小波から見ている人が顎が落ちるような大きな波までメイクして来た彼だからこそ、伝え続けられる形があるのです。
彼は私の板を作る時、その経験を踏まえて6'2か6'3がいい、ケンタローは俺より身長が高いから。毎日使って欲しいから小さくはしたくない。と言ってくれましたが、いろんな板が渋滞している事もあり笑笑
私は6'0で依頼しました。
充分過ぎるほど早いです。
色々な板を乗ってきた友達は「このくらいの長さでいいんだね、短くしなくても。」とポロっと言った言葉にアンドリューの6'2.6'3がいいんじゃないか?と言うアドバイスも良かったのかも?
と、今更ながら思ったりしたのでした笑笑
オールクリアでプライウッドフィンだけ。
そしてアンドリューの遊び心
「Process Kentaro」
とだけ書かれた、うまく切れなかった、許してね。って感じがな?笑笑
この前会った時に話したら一生懸命合わせるのが大変だ!ってジェスチャーしてた笑笑
完全、完璧、宝物。
自分の中では世界一のFishです。
いつかこれだけで旅に出たら面白そうだな。
やっぱりサーフィンは最高だ。
AndrewKidmanのサーフボードも変わらずオーダーの仲介をしております。
価格は上がって居ますが、価値としても性能としても間違いなく不変なものだと思います。
少しでも、1人でも彼の魅力が伝わると嬉しいです。
ご希望の方はお気軽にDMください。