とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

当たり前の家造り講座「自然とともに」

2007-12-19 07:57:55 | 当たり前の家造り
自然と向き合った住まい造りの話し。

先日ダッシュ村の話しをしましたが、あれが自然と向き合った暮らしの一つです。
でも今の生活には合いませんよね。

例えば今の家は軒(屋根の出)が短くて、時には無かったりします。(うちも出は少ない)この軒を長く出すと、良い事があります。

まず雨や紫外線が壁に当たらない。
これは外壁の保ちを長くします。
土壁や漆喰が多い古い建物の出が大きいのはこの為。

寺や神社なんかは雨樋も無いので余計好都合。雨が滴っても外壁に跳ねません、それ位出があります。

夏の暑い日差しも遮ります。
真上から降り注ぐ太陽光を避けるだけで家の内部温度は変わります。
高い夏の太陽を遮り、低い冬の太陽を取り込める丁度よい軒の出に出来れば最適です。

太陽光発電も大切です。

今の日本人に電気は不可欠です。自分も無くては大工が出来るかなぁ?って位です。
せっかくサンサンと降り注ぐ太陽から電気が作れるんだから勿体ないので付けたいですよね。

薪ストーブも灰出しがありますが、良い物です。
部屋to部屋に通気口があれば全て暖められる位(むしろ暑い)のもあります。
うちら大工が出した端材を使えば節約にもなります。
今の季節に薪を山に拾いに行くのも良いでしょう。

給湯はペレットボイラで焚ければ、電気は太陽から作り、夏の暑さは屋根で遮り、寒い時は薪をくべて、給湯はペレットボイラで焚く。

さぁあと必要なのは太陽が入る広い土地だけ!



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