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オーストラリアのサーファー/シェイパー、エリスエリクソンが作り出す唯一無二のエッジボード。
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カリフォルニアの奇才George Greenoughのアイデアをベースにオリジナルボードのテストライドを繰り返し、オリジナルのテンプレートとエリスの創造性をブレンドして作り出されているサーフボードです。
フォームブロックを断熱線で切り出す、完全オリジナル。
家で例えるならば丸太から製作する墨付け刻みと同じ。誰かが決めた雛形のないブランクスを使い、エリスの頭と腕のみがこの板の性能を左右します。
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※塊から切り出されたブランクス
これが彼の魅力で、作り出すまでの時間も含め、決して手を抜かない男です。
販売価格を理解した上でその価値をしっかりと作ってくれています。
アウトラインは顧客の要望に応えて変化させてくれますが、私は彼のスタンダード5'8 7'0 とTPG8'0に乗っています。
全て彼のアウトライン、細かなカスタムは頼んでいません。
5'8と7'0はコンケーブボトム。
TPG8'0は薄いVボトムです。
「どんな時にどんな風に使い分けるか」
そんな事を書こうかと思います。
まずは5'8。
サイズは腹〜、力がある波の方が特性を感じます。しっかりしたウネリの湘南、御前崎や千葉、茨城の外洋。実際乗ってないけど、宮崎や四国の波を乗った印象だときっと良い仕事をしてくれそうです。
開いているより張ってる波がおススメです。
反応が良く小回りが効く反面、テイクオフの進入角度を少し間違えるとボトムのエッジが波に引っ掛かり走りに影響している気がします。そこは慣れになりますが、理解すれば肩オーバーの波で「本当に5'8か!?」ってほど素早いテイクオフが可能です。
7.8インチ/45ミリのパワーブレード(柔らかめのトーション)を付けたターンはシングルとは思えない軽さを与えてくれます。
エッジを引っ掛けてハイラインを走ったり、アップスの時にエッジを掛けたり抜いたり、そんな普通では無いボトムエッジを使った操作も、乗り込めばわかってくるかもしれません。
ネガティブなシュチュエーションは柔らかい、スローピーな波。
テイクオフしてもポヨポヨして踏みどころが分からないので、こんな日はこちら↓
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7'0も5'8と使用環境は似ていますが、よりマイルドな乗り味。
選ぶ波ももう少し広いです。
モモから頭オーバー。柔らかい波も乗りつなげる浮力とレールを持っているので「今日どうかな?」そんな迷った日や、旅の一本にもってこいです。
不思議なのですが、ノーズをディップしたり、パーリングしたり、そんな記憶が全くありません(記憶力にも問題がありますが笑笑)。
走った波は必ずメイクしてくれます。
「こちらへどうぞ」そんな場所にボトムエッジが案内してくれます。
ストレートラインの長いボトムエッジは、5'8よりもセットが楽で、行きたい方へ顔を上げれば後はオートマチックに走り出します。
ライト、レフトの高速ブレイクもアップスで一っ飛び。スープの下をくぐり抜けてその先へも運んでくれます。
先日の駆け抜けたライト、スープ下を抜けてのバックサイドカットバック、楽しかったなぁ…。
7'0よりも長く感じるテイクオフスピードと、7'0よりも短く感じる操作性を持った板。
私のラインナップでは一番頼れる相棒です。
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TPG8'0はミニグライダー/セミガン
小波ハンターと思いきや、大波ハンターの一面もあります。
走り出しはとにかく早いので、腰以下のショートでは乗れない日でも、余裕のクルージング。
台風の厚めに来るうねりをアウトから引っ掛けて、掘れてるミドル〜インサイドをクルージング、そんな楽しみも持っています。
ローロッカーなので、胸肩の掘れたテイクオフがちょームズイです。Rに合わせられない(下手だから笑笑)。
なので平均的な湘南特有の緩めの波、静波、片浜、大貫や平井とか、ロングが多めのポイントにはビシッとハマります。
オリジナルモデルのカスタムで7'0〜も製作してくれるみたいですが、私にとって7'0が最高なので、一本ならば7'0がド真ん中。
もう少し長い方が良い人はTPG8'0、どうしてもコンケーブボトムが良ければカスタムの7'0〜
短いのが良ければ5'8、私持ってないけどホットワイヤーレッドの短いのも良いでしょう。(5'5〜製作可能)
私は180センチ72キロで、少し大きめの板を好みますが、感覚としてはこんな風に使い分けています。
6前半のホットワイヤーレッドも美しいアウトラインで、とても楽しいと言う噂を聞いています。
とんかちドリルズのストックは次回5'9〜5'11くらいでホットワイヤーレッドをエリスに相談中。きっとコレも楽しい板になるでしょう。
引き続きエリスエリクソンのエッジボードは工務店だけどオーダー可能です。
ご興味ある方、お気軽にお問い合わせください。
試乗も可能なので、そちらの問い合わせもお気軽に!
歩みを止めないエリスの進化に期待しつつ、応援を続けたいと思うのでした。
ぜひ〜ぜひ〜。