とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
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コーキングの打ち方

2009-11-28 07:14:45 | DIY
比較的簡単に打てるコーキング(シーリング)ですが、仕事で行った時に良く目にする「施主の行った施工」に間違えが多いので、アドバイスします。

まず、種類。
塗装ののらないシリコン系と塗装ののる変性シリコン、ウレタンなどがあります。
今塗装しないけど、外壁の塗り替え等で塗る恐れのあるところにシリコン系は避けて下さい。
シリコンは内装用と思って下さい。ザックリ言うとシリコンは止めといて。
外部に使う場合は必ず塗装ののるやつでお願いします。
シリコンに塗装すると見事全部剥がれます。

次にプライマー。
ちょっとだから、とか面倒だからとつけない人も多いと思います。
プライマーは接着剤。コーキング材と対象物を繋げる役割があります。
スノーボードのワックスで言えばベースワックス。冷えた夫婦で言えば、犬か孫。
ね、大事でしょ?

説明文を良く読んで、ベンチタイムを取りましょう。

注意!!このプライマーは垂れたら悲惨です。
注意して扱いましょう。

プライマーが垂れたら悲惨だと言いましたが、悲惨な状況を避ける為にはマスキングをしっかりしましょう。
「これぐらい打ちたい」と思っている幅より気持ち広めにマスキングテープを貼りましょう。
あんまり狭いとコーキング材をなびった時にいい感じにならず(アバウトですが感じて下さい)、マスキングテープを剥がした時に端っこがビラビラします(なったら分かるよ)。なので少し広めに貼りましょう。

ちょっと打つならコーキングヘラは別にいらないかな~。
指先をヘラだと思えば良い。「お前は今日からヘラだ、ヘラに違いない」と。
終わったらすかさず洗うか、二、三日すれば自然になくなってますよ。
「いや~昨日ちょっとシールしてさぁ~。」なんて、ちょっと出来る男っぽいでしょ?

打ち方のアドバイスはそんな所ですね。

打つ場所、打たなくても良い場所があります。
水、雨の進路ってのがあって、水下からは入らないでしょ?
水下は湿気や結露を換気する通気口です。
「全部を目張りすれば入らない」と思いがちですが、内部で結露した滴は出口をなくし内部を濡らします。雨漏り程に濡れる場合もあります。
水下はNOシールでお願いします。

理解出来たでしょうか?
コーキングするならコーキング材、プライマー、マスキングテープの三点セットは必ず用意しましょう。

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