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ドラマ「グレイス&フランキー」 薔薇の日々を抱えるジェーン・フォンダさま

2018-10-16 15:23:06 | 映画


今年の8月下旬、自宅療養の身となり一番辛かったのは、
集中する力がないことだった。
面白い!とかソソラレルとか、バカバカしい笑いがないのは、
身体にとって痛恨の極みだった。

ベットで本を読むのも良いが、体力が落ちる。
なんとか起きる生活を試みようと、とにかく集中出来ることを始めた。
それが奇想天外のバカバカしい「ドラマ」。

あらすじを読むと、あらま!?
アメリカだから出来るドラマ「グレイス&フランキー」だった。

◆華麗なるジェーン・フォンダ◆

グレイス(ジェーン・フォンダ)とフランキーの夫二人は、弁護士事務所の共同経営者。
夫たちは20年間、妻を騙しながら愛し合う恋人同士だった。
彼らは結婚を望み、長年連れ添った70歳の妻たちと離婚。
あまりにもスキャンダラスな事実は地域の晒し者になるため、
妻たちは人目を避け、別荘のボートハウスで共同生活を始める。
水と油だった元妻二人が、徐々に哀しみや老い、そして希望を共感していく。

ビジネスウーマンのグレイスの商才と型にハマらない芸術家のフランキーは、
中高年女性のための凄いバイブレーターを作り出す。
だが予想以上に、老若問わず人気の商品となる。
そしてグレイスとフランキーは、自分の運命を切り開く出会いに巡り合う。

このドラマはコメディタッチだが、
ゲイとか高齢者の性に対し、
オープンで成熟されたアメリカ社会を描いていて、不快感ゼロ。

成熟した考え方という点では、日本はとても生きづらい、、と思えたドラマだった。


左/大女優ジョーンフォンダさま80歳。

ジェーンはもうすぐ81歳になるが、
すっぴんを公開したりと、老いにこだわってないことが驚きだった。
彼女の老いに対しての潔さは、美しいメイクとオシャレに表れている。

驚異のスタイルと美貌、ジェーンの華麗な佇まいは、アメリカでも注目の的。
常にピンヒールを履き、やれることは一人でやる体力も凄い。
世界のカメラマンたちも思わずシャッターを切るほどだ!

常々思うのは、
お洒落には、自分自身を救済する強い力がある。

歳を重ね、苦心してメイクし、着飾ると云うことは、

勇気を出すエネルギーになったり、

ナニカを生み出すための想像力を触発したり、

生きている証じゃないかと思う。


「グレイス&フランキー」はまだ続行中。
シーズン4に入り、ワタシの不安定な脳みそに十分な刺激と集中力を齎した。。
立ってるのがままならない時、
沢山の苦笑とおかしみ、バカバカしさの中にある真実は、
折れた気持ちをそそらせてくれ、脳内リハビリになった。

そして昨日
<Salsaする?>の原点になった親友が、電車を乗り継ぎ、急遽会いに来てくれた。
「自宅療養中とは思えないほど 元気そう!!
 今度は一緒に散歩しよう🎵」と、彼女がノタマッタ。
この二カ月の「グレイス&フランキー」作戦は、
脚本・台詞全てセンス良しで大正解だった。

アラン・ドロンやロバート・レッドフォードの引退が続く中、
ジェーン・フォンダが今なお薔薇の日々を続行中デス。



**返信デス**

癒し猫さんへ

 (*‘ω‘ *)
 言葉を戴くだけで、勇気になりした。。
 
 ありがとう!!感謝デス♡
  

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