今年の8月下旬、自宅療養の身となり一番辛かったのは、
集中する力がないことだった。
面白い!とかソソラレルとか、バカバカしい笑いがないのは、
身体にとって痛恨の極みだった。
ベットで本を読むのも良いが、体力が落ちる。
なんとか起きる生活を試みようと、とにかく集中出来ることを始めた。
それが奇想天外のバカバカしい「ドラマ」。
あらすじを読むと、あらま!?
アメリカだから出来るドラマ「グレイス&フランキー」だった。
◆華麗なるジェーン・フォンダ◆
グレイス(ジェーン・フォンダ)とフランキーの夫二人は、弁護士事務所の共同経営者。
夫たちは20年間、妻を騙しながら愛し合う恋人同士だった。
彼らは結婚を望み、長年連れ添った70歳の妻たちと離婚。
あまりにもスキャンダラスな事実は地域の晒し者になるため、
妻たちは人目を避け、別荘のボートハウスで共同生活を始める。
水と油だった元妻二人が、徐々に哀しみや老い、そして希望を共感していく。
ビジネスウーマンのグレイスの商才と型にハマらない芸術家のフランキーは、
中高年女性のための凄いバイブレーターを作り出す。
だが予想以上に、老若問わず人気の商品となる。
そしてグレイスとフランキーは、自分の運命を切り開く出会いに巡り合う。
このドラマはコメディタッチだが、
ゲイとか高齢者の性に対し、
オープンで成熟されたアメリカ社会を描いていて、不快感ゼロ。
成熟した考え方という点では、日本はとても生きづらい、、と思えたドラマだった。
左/大女優ジョーンフォンダさま80歳。
ジェーンはもうすぐ81歳になるが、
すっぴんを公開したりと、老いにこだわってないことが驚きだった。
彼女の老いに対しての潔さは、美しいメイクとオシャレに表れている。
驚異のスタイルと美貌、ジェーンの華麗な佇まいは、アメリカでも注目の的。
常にピンヒールを履き、やれることは一人でやる体力も凄い。
世界のカメラマンたちも思わずシャッターを切るほどだ!
常々思うのは、
お洒落には、自分自身を救済する強い力がある。
歳を重ね、苦心してメイクし、着飾ると云うことは、
勇気を出すエネルギーになったり、
ナニカを生み出すための想像力を触発したり、
生きている証じゃないかと思う。
「グレイス&フランキー」はまだ続行中。
シーズン4に入り、ワタシの不安定な脳みそに十分な刺激と集中力を齎した。。
立ってるのがままならない時、
沢山の苦笑とおかしみ、バカバカしさの中にある真実は、
折れた気持ちをそそらせてくれ、脳内リハビリになった。
そして昨日
<Salsaする?>の原点になった親友が、電車を乗り継ぎ、急遽会いに来てくれた。
「自宅療養中とは思えないほど 元気そう!!
今度は一緒に散歩しよう🎵」と、彼女がノタマッタ。
この二カ月の「グレイス&フランキー」作戦は、
脚本・台詞全てセンス良しで大正解だった。
アラン・ドロンやロバート・レッドフォードの引退が続く中、
ジェーン・フォンダが今なお薔薇の日々を続行中デス。
**返信デス**
癒し猫さんへ
(*‘ω‘ *)
言葉を戴くだけで、勇気になりした。。
ありがとう!!感謝デス♡
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