Salsa する?

Salsaの力を信じてます。
ココロの核にしみ込んで、カラダの芯が躍動します。

点と線。。純文学「火花」ピース/又吉直樹 98歳の洋画家/入江一子 サルサ

2015-04-21 13:05:25 | サルサ


今年の4月で「Salsa する?」も4年になった。
ド素人が開いたチャリティーサルサの会計報告のつもりが、
ポツポツ書くうちにこうなった。。

サルサのブログなのに、最近はサルサの事を書いてないし、、
明けても暮れてもサルサに没頭した4年間。。
その後、2年前から始まった介護中心の生活から、
こんなんじゃサルサの事は書けないなぁ…と思っていた。最近まで、、

それが繋がった!
分かった瞬間の歓びは半端じゃなかった。。。。


◆点と線 サルサ◆

4年間、片っぱしからサルサON1 ON2 キューバン カリ バチャータ
習えるものは全てやり続けた。

男性の友人達からは常に冷ややかな反応だった。
「ねぇ そんなにやったって無駄じゃないの?
年とったら、どうせ踊れないんだからさ~」
それはペアダンスというサルサには、
耳が痛く一般常識的には正論だった・・

そうこうするうちに介護が始まってしまった。
ダンスを愉しむ事は出来ないのか・・・・・
そんな時、知人が若手ダンサーのレッスンを受け始めた。
主婦ばかりの集まりに、
NYでダンス修行したプロダンサーが教えてくれる。
しかもストレッチから始まり、身体の筋肉の使い方、
ストリートダンスにアメリカのペアダンスHustle(ハッスル)
即効、参加を申し出た。

初めて習ったのはストリートダンス「ファンク」
今までとは別の世界だと思っていたが、違った。
筋肉の使い方も中心軸の取り方もサルサと同じ。
基本軸が出来てれば、リズムにスッと入れるのがダンス。
無数の点だった学びは、一本の線になり繋がり始めた。。

その後の〆がアメリカンペアダンス「Hustle」
若手ダンサーのベーシックステップは、
ワタシのHustleの師匠とは別のベーシックステップ。
若手ダンサーは左足が1で、彼が言う通り
足が慣れるまでイラッとするステップ。
師匠は右足が1だが、イラつくタップステップはない。

同じHustleでもこんなに違う。
タップステップはキューバンサルサでは必ず入る。
まるで基礎と応用問題みたいで、
今までの無数の点はどんどん線に繋がっていくのが分かった。

若手ダンサー曰く
「色んな筋肉を巧く使えるか、使えないかで
ダンスの美しさと切れは全く違う。
ここを出来ないと、ずっと出来ない。
がんばりましょう♪」

これからどんな風に繋がっていくのだろう。。
枯渇しそうな心に、、
ダンスは深く、熱い情熱をくれることだけは確かだった。

そしてワタシが感じた点と線を実現した一人のお笑芸人がいた。
ピースの又吉直樹さんだった。


◆純文学「火花」又吉直樹◆

今、著書「火花」で純文学作家としてTVで引っ張りだこ。
へぇ~と思う変わりどころでは、
Eテレ「やる気が出る経済学」にレギュラーとして出演。
この番組に出て感じた事は
「自分の普段の考え方、友達・家族とのルールとは違う価値観です」
コレって、言えそうで出ない。。
NHKの起用に頷ける言葉だった。

又吉さんの読んだ本は2000冊。
自宅の部屋も本だらけ、一番好きな場所は本屋。
小学生の国語の授業は、いつもヘラヘラ笑っていた。
それは文章がキレイ過ぎて、次は何が起きるんだろう~♪
って、ワクワクして楽しかったから。

そして友人に
「お前みたいな奴がおるぞ!」と勧められたのが
あの『太宰 治』だった。
      ↓
「カッコつけて、いい男風情ナルシストなのに。。」
      ↓
「決まって、失笑するような失敗をやらかす」


そんな太宰に憧れ、本を読み続け、
なぜかテンション低めなのにお笑いで売れた。

又吉さんは、周りの人達から
「本を読むことは無駄だ!と言われ続けた。

でも今こうして色んな経験をさせてもらう中で、

本を読むことは自分の貯蓄だったと分かった。

今まで点だったのが線になってきたのが分かったんです。。」

このインタビューの時までは、陰気臭っ…って思ってた。
著書「火花」は35万部売れ、純文学なのに今も売れ続けている。
来年、読みたいと思う。。。。


林先生の本の話が真っ当なイイ話です!是非、読んでみて

ブログ
大泉洋「僕が綴った16年」&林修の「いつやるか?今でしょ!」



◆98歳 洋画家 入江一子◆

帯表紙は、98歳の洋画家 入江一子さん。
今も一日6時間、100号・200号の大作を描き続けている。
ちなみに200号は2.59m×1.94mと巨大。
描いてはベットで寝て、また描く。。

小学校時代は放課後に一日一枚。
小学6年生の時、静物画が天皇に奉納された。
それから美術教師を退職後、海外30カ国以上を廻り。
ある時、シルクロードに魅せられ、ずっと描き続けている。

なんでこの人に感激したか。。
TVで映し出されたアトリエから、入江さんが近くの公園を散歩。
98歳の入江さんは体も小さく腰も曲がってきている。
ほとんどご自分のアトリエを出ることもなく。
この撮影の時に初めて近所の公園に出たくらい。

その時、入江さんの目に映った木々や葉っぱ・花・空。。
全ての色彩に目を爛々と輝かせた。
「こんな近くに、こんなに美しい色彩の場所があるのを
今まで気づかずにいました。
もったいない事をしました。
体力と気力を振り絞って、
頑張っていい絵を描きたいと思います。」

2016年6月「100歳記念展」を開く。
杉並区阿佐ヶ谷のシルクロード記念館では、
入江さんご自身が来訪者に絵の説明をなさることもある。

凄い!!!


↓80歳サルサダンサーの動画、素晴らしい身体能力デス!(^^)!
ブログ
80歳のサルサダンサーと90歳世界一のランナー守田満


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