要介護5からの復活・菰野町周辺の四季

事故で脊髄の3.4.5番損傷。寝たきり状態から歩けるまでに復活。趣味の写真もまた始められるようになりました。

指勘建具工芸

2023-10-30 08:33:22 | 日記
2023/10/29。

土日と「こもガク」でした。
コンセプトは
こものの未来を考え続けるために もっとこものを学ぶ

ワークショップや食堂など盛りだくさん。
カミさんが選択したのは
「伝統技法である『組子』体験と工場、美術建具の見学」

という訳で昨日の午後1時半に「指勘建具工芸」さんへ。
午前の部、午後の部ともに定員は8名。
三代目社長の組子や建具の説明を聞いた後
早速組子の体験でした。

コースターと鍋敷きがあったのですが
カミさんの選んだのはコースター。
完成品の見本。
手前の二つに挑戦です。

外枠のパーツ。

内側のパーツ。

組子を皆さん体験中。
NHKの取材が入っていました。

四苦八苦して一個目が完成。

二個目に取り掛かったのですが……。

とりあえず中断して、美術品の見学に。
工場から5分くらいのところの社長のご自宅です。

玄関を上がったところ。
富士山ですね。

TV取材のときの色紙などが。

座敷の建具は全て組子でした。

姫路城.

桑名の花火大会。
色付けは顔料絵の具。

このパーツで組んだのが、

これはお寺さんに納めたのだそうです。

隣の座敷には可動式の組子の衝立が。

円形の部分がクルクル回っていました。
ミラノ万博に出品した作品ですが、
気温の変化で狂いが生じないように
冷蔵庫に入れて運んだのだとか。

小物類も展示してありました。
右の文箱は「伊勢志摩サミット」での
各国の首脳へのお土産。

左の箱の上に乗っている八角形の組子は
ホテルアマンから注文のカードキー。
これは宿泊客の持ち帰るのが後を絶たず
止む無く取り止めになったのだそうです。

30分ほど社長の説明を聞きながらの見学。
とてつもない技術力に驚愕させられました。

再び工場に戻ってコースターの組子の再開。
二個目の方が簡単に思えたのですが
かなり苦労していました。

完成品。
コーヒーを飲むときに使うのだとか。

3時15分、2時間弱の滞在でしたが
とても充実した気分になりました。
私は隣で写真を撮っていただけですが(^-^;

工場の正面。

西には藤原岳と竜ヶ岳。

菰野町、
とてもステキなところです。