今までのようなステマ手法が通じなくなって来たので、マスゴミ各社に「凄いドラマだ!」、「考察だ!」、「視聴者参加型だ!」と、さもブームであるかのように煽った記事を書け!と号令が出ているようにしか感じないんだけど・・・。
なんか、「モンゴルロケが凄い!」だの、「別班がー!!」、「伏線がー!!」、「家紋がー!!」とか、些末なことで大作感を演出し、大状況のように見せかけているけど、ドラマ自体を冷静に俯瞰すれば、「半沢直樹」や「下町ロケット」の構図と何も変わらない。
その上、企業内騒動というフィクションでありながらノンフィクションに近しい状況のそれら作品群と違って、「VIVANT」は状況設定に粗雑なフィクションが入りまくっているので、感情移入も出来ないという作りになっているのは、ちゃんと見ている人なら分かるはず。
つまり、ドラマ自体に全くカタルシスがない構造なんだから、一般視聴者が「おー、スゲー!!!」って吹聴したくなるような状況にはならないでしょ。
だけど、さも一般視聴者が「スゲー!!!」って言っているように見せたいので、この手の記事のように、「ほらほら、凄いんですよ。時代に即しているんですよ。ここで凄いと言わないと、モノが分からない人と思われますよ。さぁ、スゲー!!!って言いましょう!」という、ステルス・マーケティングならぬ、ステルス同調圧力を使っているだけだと思う。
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「VIVANT」は視聴者参加型の謎解きクイズか 時代の視聴形態に即したドラマの進化と真価
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/dfccaf76241d33879990fdb162239164f787c10b