先般の楽天モバイルの0円廃止報道を受け、他社へのMNP転出を行う事とした。
特段、0円乞食を志向していた訳ではなく、相応の受益者負担は可としているのだが、そもそも毎月のパケット使用量が1GBを超えるか超えないかという使い方なので、全く使わなくてもいきなり4桁の費用負担が強制的に発生する・・・という規約改定は、何をどう好意的に解釈しようと努めても、到底納得できるはずもない。
楽天モバイルの新料金プランが、1GBまでなら300~500円/月、3GBまでなら1078円・・・という感じで、もう少し小刻みな段階料金制へ移行するのだったら、留まった可能性もあったけれど、そもそも1GB/月程度の使用量なら、音声通話付きで、月額3桁円で契約可能なMNO、MVNOは山のように存在する。
それらの会社の多くは、屋内や地下、物陰、高速移動中であっても、通信が途切れる事はほぼないと断言できる。(実際、別回線を幾つか使用中だが、ほぼ問題ない)
反面、楽天モバイルは、屋内や地下は言うに及ばず、見通しの良い公園や、団地程度の建物しかない遠くまで見通せる感じの8m道路にある停留所でも、時折、通信が寸断される事があって、信頼性という意味では全く評価できないシロモノだったが、0円なのだから、安かろう悪かろうとして許容していたに過ぎない。
楽天LINKを利用した通話が無料、というのも、たしかに訴求点ではあった。
しかし、1年半使ってみた正直な感想として、通話品質が酷過ぎて、例えば会社や顧客との業務連絡や、病院の予約、通販等のコールセンターへの架電等、ソコソコに意思疎通が大切な局面では、使用を躊躇せざるを得ないレベルだった。(トランシーバー状態、衛星中継状態、少し長めに話すと会話の最後が途切れる、遅延&雑音は当たり前、結果、こちらも相手も、何度も何度も聞き返したり、再確認をしないといけない等々)
通話品質は、通信品質に左右されている印象だったが、光回線とのWi-Fi接続で爆速な通信環境であったとしても、上記のような問題は頻発していたので、結局、楽天LINKというソフトの作り込みの問題もあったのだろうと思う。(IP電話なのに、携帯電話番号での発着信が可能だったというのは評価できるが)
唯一、SMSが無料で使えていた事のみは、特段の問題も感じずに有り難いと思っていた。
ただ、これとて0円なら、という前提が付く話で、私程度の利用頻度(月に2~3通送るか送らないか程度)だと、3桁円の他社プラン+SMS料金を支払った方が、結果的に安く済んでしまう。
楽天モバイルの0円廃止を受けて、競合他社がキャンペーンを打って来る可能性もあると思うが、ひとまず、現状で移行先として考慮しているのは、以下の通り。
近日中に、MNP転出する予定。
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povo
https://povo.jp
OCNモバイルONE
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one.html
NUROモバイル
https://mobile.nuro.jp
IIJmio
https://www.iijmio.jp
LinksMate
https://linksmate.jp
エキサイトモバイル
https://bb.excite.co.jp/exmb/sim/