玉陽庵 算命学ブログ

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慎重な人

2015年06月01日 | 算命学 あれこれ
「石橋を叩いて渡る」という言葉は、良く聞く言葉ですね(^^)
“自分もそのタイプだな”と思われる方、“そういうまどろっこしい行動は苦手”という方、様々だと思います。

算命学では、星だけである程度「慎重派」かどうか、を見分ける方法があります。

まずは、宿命中に分離条件を持っている方。
例えば、「宿命納音」などをお持ちの方は、ある程度の年齢以上になると非常に慎重で用心深くなります。

宿命でどこか壊れている場所があると、どうしても実際の人生で思うようにいかない事が多くなります。
そのように痛い思いをすることで、“世の中甘くない”という事をひしひしと感じ取った結果、どうしても用心深くなるのです。

天禄星など、非常に強い星をお持ちの方も、意外なことに慎重派。
そして、「八専日」と呼ばれる強い干支をお持ちの方も、手堅いタイプ。


『半沢直樹』で注目を集め、ジャニーズでは珍しくスーツの似合う俳優さんとして才能を発揮しているHey! Say! JUMPの中島裕翔さんの星を例に見てみましょう(^^)


  癸 庚 癸
子 亥 申 酉 戌
丑 甲 戊 辛 亥


彼の日干支「癸亥」と月干支「庚申」は、まさにこの「八専」。

日干支=西方は「物事のまとめ、結果」の場所ですから、彼は物事をまとめる段階大変手堅いと読み取れます。
また、月干支=中央は「物事の手段、方法」の場所ですから、そちらも大変手堅く、現実的。

ただ、彼の場合はすべてが手堅く現実的、という訳ではありません。

年干支である「癸酉」は、実は「裏専気」と呼ばれる干支。
こちらは、ちょっと無鉄砲とも見えるほど、なかなかの度胸があったりするのです。
また、「現実的で堅実」ではありませんが、その分、「夢や希望」を常に持っている干支でもあります。

この年干支=東方は「物事の出発」の場所。
中島さんが何かを始めるときには、「石橋を叩く」ことはせず、まずは「夢や希望」から入るのです。
「手堅さ」には欠けるので、勢いで始めてしまったものの、ちょっと失敗したな・・・という事も多少はあるかもしれません。

ただ、一度やり通すと決めれば、それをいかに成功に導くかの手段や、結果を出すまとめの段階では現実的で大変きちんとしているので、周囲からの信頼は厚いでしょう。年の割には雑な部分が少なく、ケアレスミスも少ないはず。

この辺りのご本人の手堅い性格が『半沢直樹』の銀行員という役でもにじみ出ていたからこそ、あの芝居はとても説得力があったのではないでしょうか?

中島さんの星は、全体的に見れば芸能界などの「無形世界」に非常に向いています。
ただ、同時にこのような手堅い、現実的な面をお持ちという事は、役者として生きる上では貴重かもしれません。
現実に生きるサラリーマンなどの役は、芸能人オーラ全開では嘘くさくなってしまうもの。

ジャニーズでありながら、「真面目なサラリーマン」を違和感なく演じられる若手俳優として、中島さんの今後の成長を楽しみにしていたいと思います(^^)




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