韓国大統領が来日した。シャトル外交が再開されてまことに結構な話である。
隣の国同士、できるだけ仲良くするに越したことはない。ぎょうてんも嬉しい気持ちでニュースを見ていた。で、とても気になってしまった。視聴者の多くが気になったと思う。そう、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領夫人である金建希(キム・ゴニ)さんだ。61歳の尹大統領の妻にしては妙に若くはないか。妙に美しくはないか。いや美しいのはいいのだけれど、様々な「憶測」を呼ぶタイプの美女ですよね。
(画像出典 内閣広報室)
韓国の「お直し文化」は美容に積極的な現れなのであって、これは良し悪しでなく単純に文化の違いである。韓国留学をしたとある男性によると「高校までは普通にブスがいるんだけど大学に行くと美人しかいなくなる」とのことである。ぎょうてんは韓国に友人知人が多いので、このコメントが極端ということは承知しているもののお直しが盛んなんだろうなーと感じる意見ではある。ソウルの道行く人を見るとまったくの自然顔もいればパーツお直し系もいる。キュートな個性になっている人もいる。いずれにしても文化的に受容されていて本人が前向きに幸せであれば悪いことではないと思う。
が、金建希さんの場合はお直しの方向が何と言おうか、CAとも違う、全顔バービー系のいわば「様々な憶測を呼びがちな美女」に完全に向いているのだ。「この二人どこで出会ったんだろう」「どんな仕事してたの?」「尹大統領って何回目の結婚なの?」などの「周囲に憶測を呼びがちな美女」を指す。本人には迷惑な話だろう…。
ネットで調べてみるとやはり同様の疑問を持つ人は多いようで経歴が出ていた。夫である尹大統領とは12歳の年の差で、共通の知人である僧侶の紹介で出会ったが合コン出会い説も未だに根強いそうだ。(何となく頷ける。)芸術系企画会社を経営していて美術にも経営にも強いとか。尹氏が大統領選の時には夫人の経歴詐称で謝罪会見まで開いた。その時の評価が記事によっては「かえって反発を買った」とも書いたものもあれば「好感度アップ」というのもある。この点の真実は1度現地にいた人に聞いてみたい。一説には10万人ともいわれる会員数を誇るファンクラブがあるそうな。夫婦二人の映画鑑賞の報道も、普通の政治家夫婦なら何てこともない光景なのに「疑惑の二人」的なタイトルをつけたくなる、妙に気になる図柄となっている。
そして尹氏のプロポーズの言葉が「君のご飯を毎日作ってあげる」というものだったとかで、その記事を読んだ読者は「へえー検事といえども結構甘ったるい事言ってるんだ」とますます好奇心をそそり憶測を呼ぶようなエピソードが紹介されていた。
(「憶測を呼ぶ妻2」へ続く。)