私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

「富士の介」(交配したサーモン)を捌く 道志村

2024年11月24日 | 自分のブログ

先ず、富士の介とはです

「富士の介」は山梨県水産技術センターがマス類の中でも最高級とされる「キングサーモン」と山梨県で生産量ナンバーワンの養殖に適した「ニジマス」を交配し開発した、山梨オリジナルの「育てやすく美味しい」魚です。

全国各地に数多く存在するご当地サーモンの中でもキングサーモンの血を引く魚は「富士の介」が唯一です。とネットには書かれていました。

前日に道志の養魚場場長の霧〇さんから、冷凍保存して置いた「富士の介」を捌いて日干しにしてくれないかと、依頼がありました。

素人ですが魚を捌くのが好きなんで、3匹お受けしました。

一晩自然解凍して置いて、早朝より作業に入りました。

まだ、夜明け前の5時ごろからです。

順を追ってご紹介いたします。

先ずはぬめりを良く洗い流します。

頭を切り落します。ちなみに、この生板も自作です。溝を付けて流れるようにしています。

腹を裂いて、内臓を取り出し血合いも含めてきれいに取り除きます。

きれいになった状態ですが、後程骨も出来るだけ取り除きます。

先ずは二枚にします。

三枚にしました。背骨あたりは美味しいので、あえて厚めに残しています。

美味しく出来るかは、塩降りですね。最初は粗塩で擦りこむように馴染ませ1時間寝かせます。

あまり放置すると、身が塩っぱくなってしまいます。

1時間後には塩を洗い流し、キチンペーパーなどでよく拭き取ります。

食べやすいように切り身にしてから、私は今度は味塩を利用します。

表現は難しい?のですが、適度にふりかけます。今回の3匹で味塩瓶の半分くらい使いました。

量も多かったものですから、網かごに入り切れず他のものにも干しました。

風もあり陽も射して、日干しにはちょうど良い季節です。見ると程よく乾燥して行きます。

感覚では、ちょっとべた付くくらいが良いかと思います。

しばらく、頃合いを見ることにしました。

*******

出来るまで時間がありますので、他の作業開始です。

気になっていたデッキ下の配線などを目隠しすることにしました。

有る材料で施工することにしました。杉の端材です(皮の付いたままです)。

地元の方や本職はそんなことはしないのでしょう。でもこれで良いんです。

防腐剤を塗り、寸法に合わせてデッキ下に潜り込みます。あえて不揃いに張り付けました。

作業服は泥だらけです。それなりに満足感はあります。良いじゃないですかぁ~!

着替えて、一休みです・・・。

あの「富士の介」の干物が程よく出来ています。養魚場へお届けする電話を入れました。

落ち場に埋もれた駐車場です。お届けしました。

凄く喜んでいただき、今度は活魚で作ってくれないかとのことです。

プロではないのですが、時間があれば良いですよ!と伝えました。

カラスウリも風に揺れています。

陸ワサビです。

こちらは水耕(湧き水)ワサビです。

葉が無くなっています。これはシカが食べた痕跡だと思います。

敷地内を流れるせせらぎです。これも作ったものですが、どこへ行かなくてもこれで十分な生活空間なのでしょう。

そんな時、女房から電話がありました。いわゆる安否確認かと思います。

他愛無い話で、長電話?になりました。

道志の夕暮れです。外気も寒くなってきました。

薪ストーブに火を入れました。

暖を取りストーブで体を温め、いいちこで身を温めています。

話す相手もいません。静かな至福の時間が流れます。

部屋に入り、大相撲観戦です。

いただいた「富士の介」の干物を真空パックして、冷凍庫に入れました。土産です。

早朝から動き過ぎたのか、大相撲が終わるころにはウトウトしてきました。

一人生活ですので、簡単に夕食を作って、洗濯して(部屋干し)、大雑把に片付けて一日が終わりました。

人生も着陸態勢に入り、なだらかなタッチダウンとなれば良いかと思いますが、まだ機体は揺れるかどうかは分かりまん。いまの瞬間が大事だと思っています。

 

yuki76

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする