私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

送り火とZ世代

2021年07月17日 | 自分のブログ

昨日東京地方も梅雨明けした模様と発表がありました。

また、16日は送り火です。

ご先祖に十分なおもてなしもせずに大失礼いたしました。

精霊馬として、お盆のお供え物のひとつで、キュウリとナスを使って作る、馬や牛の飾りものがあります。

今では簡単に藁で作られたものを飾っています。

キュウリとナスで作る動物はお盆に家へ戻ってくるご先祖様の乗り物です。

キュウリは、ご先祖様が早く帰って来られるように脚の速い馬として。

ナスは、たくさんの供物を乗せてゆっくりと戻れるように牛として見立てられています。

昨日は送り火ですので、ナス馬牛に乗ってゆっくりお帰りくださいと手を合わせました。

この時間ですので、学童から帰る小学生たちです。

何をしているのだろう?と珍しそうにとおり過ぎて行きます。

きっと、お父さんやお母さんもご存じな風習なのでしょう。

それにしては、スーパーなどにもお盆のお飾りなどが売られていますが、迎え火や送り火が出来る環境は少ないかと思います。

欠かせない我が家の儀式?です。

コロナ禍が起因として、在宅勤務やテレワークなど生活様式も大きく変化しました。

また、緊急事態宣言も出され、どのようにオリンピックなどが開催できるかも課題として残っています。

生活様式の変化は今さら始まったことではありません。

私のように団塊の世代やゆとり世代・・・。

1965〜1980年生まれあたりの世代は X世代(Generation X)という言い方がありました。

日本では新人類などと呼ばれた世代です。

これらの内容は以前ご紹介したことがあります。

繰り返しになりますが、お許しを!

*母のために書いた「長楽萬年」の額装です。

明日、面会の予約を入れました。

*蓮の写真を撮り仏壇前に飾っています。

やはり最近感じるのは世代間の違いです。

先ずは生活環境がそうしているのでしょう。

テレビを観ても、若い方中心の番組が多く、ただ流しているだけです。

昨夜も好きな天ぷらにしてもらいました。

ゴーヤの天ぷらも美味しいですよ。

いったい、おふくろの味や女房の味はどうなっちゃうのでしょうか?

全てファミレスやコンビニの統一された味になるのでしょう。

それが残念でたまりません。

現代の生活にはSNSなどが広く普及しています、コンビニや宅配で食糧は調達できます。

私どもが出前をお願いするのは、ラーメン屋か蕎麦屋くらいで、今流行りの宅配ザービスは活用したこともありませんし、その方法も分かりません。

18歳から24~5歳までをZ世代は言いい、「あるのが当たり前」からスタートしています。

*詳しくネットで検索してみてください。

話すことができれば良い携帯電話から、スマホに移行しリモート飲み会や情報源も得ています。

コンビニ・水洗トイレ・デジカメ・冷凍食品・・・・。

対面商売で買い求めた店も少なくなり、汲み取り便所も経験したことがない方も多いのでしょう。

カメラもフィルム式で、特別仕様のボックスにいてれ水中写真を撮っていた私です。

このZ世代には、取扱い説明書などは必要ありません。

分からなければスマホで検索し、ユーチューブなどで解決しています。

私が渡米したのは50数年前でした。

日本では台所(お勝手)と言って、鍋釜があり日常の食器が所狭しと並べてられていました。

ある裕福なお宅に伺った時に驚いたのは台所(お勝手)と言う雰囲気ではなく、そこで集える居間みたなキッチンでした。

きれいに片付いていて、全て収納なされています。

半世紀前にコインランドリーもありました。

80歳過ぎてもノークラッチ(ギアの無い車)*今の普通の車を運転し、ボタン一つでガレージの扉が開くには驚きを感じました。

また、ある方の別荘(ニューヨーク郊外)では、夏なのに暖炉に火をいれクーラーを入れていたのには驚きました。

50数年前のことです。

私(18歳)は運転免許を取得する時代は、学科・構造・技術(運転)があって、構造ではタイヤ交換の仕方、オイル点検やクランクシャフトと言ってエンジンのかけ方などを習得しました。

今ではほとんどがオートマ(ノークラッチ)車です。

構造なっていう学科は無いのかも知れません。

植物は水やりなどの管理も必要です。

美味しいトマトも丹精込めて育てたものです。

私には良く分かりませんが、地代が変わったなぁ~と感じます。

もう、我々の出る幕は無いのでしょう。

我々の常識が、世間(若者)の非常識になっているかも知れません。

でもそんなに卑下している訳でもなく、墨を擦って小筆で日記を付けたり、草花を育てたり、体で教わって分かるダンスも楽しいものがあります。

経験によって、人の心の痛みや時代の変化にも、それなりに順応できるのでしょう。

これからはZ世代(若者)が中心になり、世の中を動かして行くことになります。

それにしても、政治家さんの若い世代って何歳くらいのことを言うのですかね?

60歳過ぎたら定年として、次世代に任せることも必要ではないでしょうか?

私は戦後生まれで、経験したのはバブル期でしたが、その崩壊と地球温暖化によると考えられている自然災害の多発。

そして、コロナ禍です。

早期にそんな時代もあったなと思うような心境です。

 

yuki73


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