ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

選ぶということ

2006-01-09 22:56:00 | 日々のできごと
学生の頃の彼から、近々結婚するとの報告メールがあった。

一生一緒に人生を歩んで行くんだろうな、と信じてた人。価値観というより家庭観が違ったのと、その当時は私の結婚願望がまだ全然なかったので、まあタイミングが合わなかったんだろう。
もちろん今は何とも思ってないし、後悔は少しもしていない。心から祝福を送りたいと思っている。

それでも、彼との人生はどんなだったろう、とかちょっと想像してしまう自分がいたりして。
今頃はきっと子育てと仕事に追われて大変だったろうな。それはそれで幸せな私だっただろう。

何かを選ぶことは他の可能性を捨てること。
何かを諦めることは他の可能性を見つけられるということ。

そんなことは言わずもがな。

過去に、私は自分が何がしたいのか、どんな人生を歩みたいのかわからなくなって、誰でもいいから決めて欲しかった時期がある。
考えること、悩むことを放棄して、とにかく逃げ出したかった。リセットしたかった。

今でも、自分がどうしたいのか、迷いで一杯だけど、少なくとも自分の人生は、自分で選んで行きたいと思えるようになった。


今日、伯母からフクロウのキーホルダーをもらった。きっと福が来ることだろう。

…と思った矢先、フクロウの目が片方落ちていることに気付く。
うまくオチがついてしまったが、福は来る!…はず。