きゃぱ

年を取ると、もっと大きな人間に自動的になれるとぼんやり期待していた。
ここ最近の私のあっぷあっぷぶりは、その期待を無残にも打ち砕いてくれている。
ストレス解消になにかをするための時間が惜しいとすら思う今日この頃。
親友の忠告を聞けなかったからだというのはよくわかる。
これはこれでよかったし、後悔はしていない。
ただ、余裕のない自分にいらっとくるだけのこと。

本番まであと１週間に迫り、みんなは生みの苦しみの時期なんだと思う。
わたしにできることを考える。

星が綺麗だと都会育ちの手嶋が言う。
田舎育ちの私も愉快が、もっと星は見えるのにと言う。