ココロノキンセンイ

劇団あおきりみかん 中元志津が綴る怒涛の日々、けっこう育児日記

初日

2005-11-25 23:58:55 | 芝居づくりのこと
今日はいよいよ困ったさんの初日。

昼に成田けいバージョンでゲネをしたのて2ステージある日と同じぐらい、いや、初日の緊張感とあせりからそれ以上に消耗した。
なんとか初日は無事に終わった。お客さんに観てもらえるのはやっぱりいい。本番でしかわからないこともあるし。
このまま右肩上がりになることを願っている。
終演後、観に来てくれた友人とチャルメラみそゴローへ。あおきりの初期に音響をやってくれていた彼も立派な社会人になっていた。
赤味噌ラーメンを食べてみる。
不思議な味だがなかなかいけた。ボリューム満天でおなかがはちきれそうだ。
その友人いわく、疲れているときはたくさん食べるのがいいらしい。真偽のほどはわからないが、よく眠れそうだ。

私の喉を癒すもの

2005-11-24 23:53:00 | 芝居づくりのこと
今日は小屋入り2日目。

返し稽古をひとしきりやった後、ゲネプロを行った。
ゲネプロ、通称ゲネは、本番と同様に衣装小道具音響照明つきで行うリハーサルのこと。
今回はダブルキャストなのでゲネも2回行う。
今日は手嶋仁美バージョンだった。

昨日の夕方には舞台が完成し、今日の稽古で少しはなれてきたが、まだまだいろいろなことを試しながら確かめながらやっている状態。
今日のゲネの出来は、演出曰く悪くなかったらしい。

もっと面白くなるし、面白くする、と思う。
といっても、面白くしようとするよりも役の気持ちをもっともっと知りたい。
九鬼令華として、舞台に立ちさえすれば、それでいいのだ。

明日はいよいよ本番。
今日も早く寝るつもりだ。
体調管理。体調管理。
寝不足は喉にも肌にも精神的にもほんとうに良くない。

私は喉が本当に涸れやすく、劇場は乾燥しているので細心の注意が必要だ。
そんな私の小屋入り必需品その1。
「100%リンゴジュース」

数年前の公演で林本めぐみが喉にいいと薦めてくれた。どうもオペラ歌手も飲んでいるらしい。効果の程は正直はっきりわからないが、他の飲み物よりは私に合うようで最近の公演ではずっと手放せない。
超喫茶のときは、1日に1リットルパックを2つ買って、上手と下手の袖に1本ずつ置いていた。
カロリーが高く、飲み続けているとお腹が満腹になってしまうのが難点だが。
今回ははける方向が1つだけなので、1本で済みそう。
いい状態で舞台に臨める、と思う。

小屋入り初日!

2005-11-23 23:37:13 | 芝居づくりのこと
今日はいよいよ『困ったさんの 困ったさんによる 困ったさんのための』の小屋入り初日。
朝8:50に芸文センターの楽屋口に集合して22:00に退館するまで、長いいちにちだった。
朝一はトラックから荷物を積み降ろしを手伝い、その後受付の控室の整理整頓。
衣装の手伝いをして、一斉折込に参加した。
今までにない2000部という大量の折込に、3時間越えるか?と予想したが、多数の劇団の方やお手伝いさんに協力していただき、なんとか2時間程で完了することができた。
客演の木村庄之助さんにもお手伝いいただき、感謝感激だ。
みなさま、本当にありがとうございましたm(__)m
その後、音響・照明を役者の演技と合わせる、「きっかけ合わせ」を行った。あおきりはもともと音響や照明の変化が少なく、きっかけも少ない。今回はいつもに輪をかけてさらに少なく、初めと終わりを除くと、音響のきっかけが2つしかない。そのうちの1つは自分が深く関わっている。なんとか音を合わせてもらうことができた。

そして最後に、退館時間の許す限り稽古を行った。
演出からもらった言葉は、
「みんな借りて来た猫みたい。」
今日立てたばっかりの舞台、久々あるいは初めての劇場。いろんな意味で萎縮してしまったのは否めない。
早いとこ舞台に慣れていかなければと思っている。

明日もがんばろう。

芝居漬けの日々が始まる予感を抱えつつ。

2005-11-22 23:33:58 | 日々のできごと
明日から「小屋入り」。
劇場入りして準備に入る。あおきりで、最近のホームグラウンド愛知県芸術劇場小ホールで公演を行う場合は、2日間準備の期間、つまり仕込み日をとっている。その間に、大道具を立て、照明を吊り合わせ、音響・照明と役者の演技を合わせ、ゲネプロまでやり本番に備えるのだ。
朝から晩までほぼずっと劇場に篭り、まさに芝居漬けの日々が本番終了まで続いていく。
今回は名古屋で2週間、間を空けず東京まで3週間ぶち抜き。数日のオフはもちろんあるが、考えただけで、気が遠くなる。怒涛の日々になることは間違いがない。
一番大事なのは健康管理。役者として最低限やらなければならないこと。
しっかり食べてしっかり寝て、いい芝居をする基礎をつくる。
ともすれば、そんなことを忘れて、その場の勢いに流されてしまいがちな自分に対する自戒の意味を込めて。

モスチーズバーガーおいしい。

ココロノセンタク

2005-11-21 23:04:49 | 美味しいもの
疲れた日々には安らぎが必要。

大須のLITTLE HONG KONGへ行ってきた。
ここは、ごはんもデザートもおいしい上に本格的な中国茶が楽しめる。私のかなりお気に入りな空間だ。
疲れているときには癒しをくれるし、元気なときには更なる活力をくれる。
ブログにも滲み出てしまうのが避けられないくらい、最近の私は疲れ気味。今さらながら、自分のキャパの狭さを実感する毎日だ。
一番の原因は単純な睡眠不足なのだが、睡眠時間を多少削っても、ココロを休める時間は私にとって必要不可欠だと思った。

迷った末中国茶は薔薇を選択。フランス直輸入だとかいう薔薇のつぼみオンリーのお茶。アルコールランプで沸かしたお湯を使い、中国式の茶器でお茶を楽しんだ。
薔薇の香りを純粋に楽しむお茶と言った感じ。
とてもリラックスでき、明後日からの小屋入りにいい感じで臨めそうだ。

明日は最後の稽古。
がんばっていこう。