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石原都知事と尖閣諸島

2012年04月21日 | Weblog
先日の石原都知事の尖閣諸島を地主から購入する件についてのワシントンでの

発表は、さすがというか知恵者というか、とにかく「日本国民」とって痛快であった。

まず、一般の日本国民自身が知らなかったことを知るせることができた。

つまり、

1、尖閣諸島が、厳然と現在も、日本人個人の所有地であること

2、1895年から日本が実質的に領土としていたこと(一時古賀村に200人もの日本人が生活していたこと)

3、日本政府が、地主から賃借し毎年2450万円もの「賃料」を支払ってきたこと

4、中国、台湾が領有権を主張してきたのが、1968年ごろ近海に石油の埋蔵が発見されてから

  であること

5、大平総理がヘリポートを作ったことがあり中国の圧力で撤去した経緯があること

6、現在、尖閣諸島の一つの久場島に在日米軍が使用していること

上記の件が今回の石原知事の発表により明白になった。

そこで疑問が起こる。

1、何故、これほどまでに「日本の領土」であることがはっきりしているのに

  日本政府は、これまで、その保全措置をしてこなかったのか?自民党時代からも続いてきたことである。

2、中国に対して、これほど歴史的にもはっきりと日本の領土であることがはっきりしているのに

  反発してこなかったのか?

3、中国は、これほど日本の領土であることがはっきりとしているのに領有権の主張をしてくるのか?

4、昨年の、漁船の海上保安庁の巡視船に体当たりしてきた時に、政府は厳然と「写真」を公表して

  上記の歴史的経緯を説明し日本の領土であることを明確に主張し、船長を処罰しなかったのか?

5、日本の領土であることが明確であるなら尖閣諸島に軍港を作り自衛隊を常駐させないのか?

このようなことが、普通の日本人なら当然に感じるはずである。

以上から、日本政府のこれまでの「中国、韓国、ロシア」に対する外交は、全く独立国としての

気概が感じられない。中国に売らなくても日本の製品を買ってくれる国は沢山ある。

「経済」ばかりを優先し、ペコペコ外交ばかり続けてきた「日本の外務省や日本政府」に最大の

問題があるのではなかろうか?日本を西欧列強から追い払い明治維新を成し遂げ、「植民地」になることから

国を守った先人たちの労苦を今の政治家はなんと考えるのか?真の政治家はいないのか?

石原都知事に「日本の侍」の心意気を感じた日本人は多いはずである。

今後は、中国の主張には、政府はもちろん、国民自身がまっこうから反論すべきである。

どんどん自衛のための港や軍事基地を作るべきである。