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家賃より安い住宅ローン

2012年08月21日 | Weblog
現在、平塚近郊では、アパートの空室が急激に目立ってきている。

原因の一つは、当然作りすぎ、いわゆる供給過剰にある。

労働人口も増えないのに、アパートばかり増やしても

余ってくるのは当然です。ところが、

多くのハウスメーカーは、30年一括保証と名打って、どんどん建築を進めてくる。

30年一括保証とは、30年間同じ家賃を保証するものではありません。

一般的には、10年間は元の金額を維持しますが、10年超となれば、当然にその時点の周りの家賃に

合わせられます。つまり、10年目で見直しをしますということです。

その時点では、担当した営業マンは、とうに会社にはおりません。

したがって、リスクは、すべて「オーナー」もちだということです。

それから、ツーバイフォーの貸家、アパートの「耐用年数」は、一般に22年です。

それから、8年間も家賃の引き下げが続くということです。

要するに、相続の節税対策は、死ぬまでの一里塚にすぎません。

その先の30年間も家賃が安泰でしょうか?

今、「フラット35」という住宅ローンが組まれています。

このローンを組むと、家賃が7万円とすると2000万円の家で、毎月のローンは

実に、66,000円で済んでしまいます。それでも、あなたはアパートを借りますか?

アパートの空室がこの5年から10年の間に、一気に増加することは目に見えています。

リスクは、すべてオーナーに押し付け、甘い汁を吸い続ける「ハウスメーカー」これに乗っかる銀行

いつの日にか、毎月の収入で、毎月の借入金の返済ができなくなる日が来るような気がしてなりません。

日本人は、人と同じことをやっていると安心する習性がある。

どんどん、さがり続ける土地の価格、とってつけたような路線価(1年5000円以上は下げない)

「相続対策」とかけ離れていく「アパート建築」、こんな事がいつまでもつづくはずががありませんね。