バイク親父の言いたい放題

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TPPで農業が消滅するって?

2013年02月27日 | Weblog
TPPで、日本の農業が消滅するかのような

農業団体からの圧力が多いが本当にそうなのだろうか?

私の姉は平塚に近い農家に嫁いでいる、菊などの栽培をしているが、

畑を作ろうとしても作る畑がないそうである。

なぜなら、近所の畑は、近くに住宅が建ち、少しでも消毒をしようものなら

近所から市役所にすぐに連絡が入り洗濯物が汚れるから消毒をやめさせてくれとか、

子供に危険だとかの苦情の電話がなりっぱなしで、市役所からは、とにかく、

消毒をやめてくださいという命令に近い言いがかりをつけられるそうである。

仕方がないく住宅から離れたところに畑を借りて花をつくっているそうである。

だいたい、畑や家畜を飼っているところに後から住宅を建て、

やれ、消毒が迷惑だの家畜の糞尿がくさいだのという身勝手な住民を

いさめるべきであるのに逆に農家に苦情を言うとは言語道断である。

沖縄の普天間基地や原子力発電所、ごみの焼却場など、すべて同じである。

後から、その施設がある地域に引っ越してきて、やれ「うるさい」だの「くさい」だの

という。すべて、戦後の日本国民の利己主義が招いた結果である。

「後から引っ越してきて文句を言うな!」といいたい。

畑や田んぼや家畜のいるところに住宅を建てさせてきた農業政策に根本的な誤りが

あるにもかかわらず、住民には、何の規制も行わずに農家だけに対策を強要する

行政の誤りが今日の農業の実態を招いたものだ。

農協もこのような点を強く国に対して主張すべきである。

このように、日本の農業は、決して国際競争力がないわけでもなく、

農家の後継ぎがやる気がないわけでもない。

本気で農業をやれる環境を提供していないことが問題なのである。

東京集中をやめめさせることが根本的な解決策のように思われるのだが?