バイク親父の言いたい放題

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円安で利益を上げる自動車会社とそうでない会社。

2013年04月18日 | Weblog
1年前に比べて20円もの円安になった。

この結果、自動車の日本からの輸出は大幅な利益の増加となった。

この恩恵を受けたのが、トヨタ、ホンダ、マツダ、いすゞなど、逆に

海外生産を増やしていた日産は、小幅な上昇か、利益の減少となった。

タイで生産した車を日本に逆輸入していたのが裏目に出た結果である。

日産といえば、C.ゴーン社長が下請け会社をずたずたにぶった切り、

いじめ倒して苦しめた会社である。

この時の辛酸をなめた下請けは「二度と日産の下請けはやらない!」と言っている。

日本に帰ってきても部品会社がなくては、どうにも生産できないであろう。

日産は、HVでも出遅れがいなめない。

リーフという電気自動車は、日産の社員以外は買わないであろうひどい性能である。

高速道路の途中で電気が切れたらどうにも動くことができない。

特に、夏のエアコン使用時の航続距離は100キロ程度だそうだからお話にならない。

プリウスとアクアが販売台数1位2位というトヨタ自動車の選択は、やはり、日産より数段上であると

感じるものがる。リッター20キロという実走行燃費は、まさに、脅威的である。

ベンツやBMWといったヨーロッパメーカーが、エンジンを小さくしてターボ機能をつけて燃費を稼ぐという

選択は、悲しいかな技術の差は歴然としているではないか。

韓国などでも、トヨタのプリウスが多く走っていることを考えると

ガソリンの高い国では、一番に燃費の性能が需要視されるのは当然であろう。

C.ゴーン社長の、今後の動き方次第では、日産、ルノーは、崖道を下るばかりである。

日本の国の持つ親会社も子会社も一緒に生きていこうという日本人のポリシーを

投げ捨てて、自社の利益のみを追求する企業が存続しうるのかどうか見ていきたいものである。

日産というが、実は、日本で生産していないタイ産、中国産も多い。

日産でない、日産の車は買いたいものがなくなる一方である。

ゴーン、あ、ガーンか?