昨日、仕事の帰りに最寄の警察署へ行ってきました。
被害金額はたいしたことはありませんが、私の個人情報を悪用されることが一番心配でした。
私も被害者なので、何も恐れることはないとは思いますが、悪用されたことで、訴えられるとか、面倒くさいことになるのが嫌だからです。
息子からも警察へ行くように言われました。
「よほど運が悪くなければ、面倒な事にはならないと思うけど、もしもの事を考えて、届けだけは出しておいたほうが良いと思う。」
と息子からも言われました。
前日に、今まで相手から来た注文書や、ホームページなどを印刷して持って行きました。
田舎の警察なので、ネットの被害と言っても、取り扱ってくれるのかなと思いましたが、とりあえず、私が被害者であることを記録してもらえば、良いと思いました。
受付で・・・と言っても、特に人がいるわけでもなく、制服を着た警官と思われる人たちが、それぞれに急がしそうに動いていました。
私が窓口へ行っても誰も取り合ってくれず、声を掛けるにも近くに誰もいなくて、どうしたものかと思っていたところ、私の存在に気づいた警官が、別の人に合図をして、その人が来てくれました。
ほとんど毛がなくて、かろうじてあるのは、白髪で、いかにも年配の感じの人でした。
でも、考えてみれば、警察官の定年は60歳なのだから、私よりはずっと若いはずだと思って、笑ってしまいました。
もしかしたら、嘱託とかもあるのかな?いずれにしても、私とたいして差はないはずです。
私が、
「ネットで詐欺に遭ったので、被害届を出したい」
と言うと、
「いくらくらいですか?」
と聞いてきました。
「金額はたいしたことはないのですが、私の個人情報が流れたことが気になるので、一応届けを出しておきたい」
と話すと、
「別の人が来ますから、待って下さい」
と内線をして、その後、すぐに別の人が階段を下りて来ました。
やってきた人は、30歳前半くらいの若い人で、警察官の制服も着ていなくて、ごく普通のサラリーマン風に見えました。
たぶん、刑事さんなんだろうと思いました。
こんな田舎の警察でも、ちゃんとネット専門の人がいるようです。
ちょっと安心しました。
柔らかい感じの話しやすい人でした。
ネット詐欺に遭ったことを話し、受注メールやその会社のホームページや、住所で詐欺サイトと書かれていた部分を印刷したものを提出しました。
その人が言うには、中国系の詐欺で、クレジットカードを使うのは珍しいということでした。
多くは、先に振込みさせて、品物を送らないというパターンだそうです。
クレジットカードを使うというのは、その店の他にクレジットカードの引き落としができる会社が介在しないとできない事なので、中華系の詐欺師は、あまりそういう手段は使わないそうです。
それと、引き落としの額ですが、いくらでも実際と違う金額を引き落とすこともできるのに、実際の金額しか引き落としていないのも不思議だと言います。
それと、そのサイトから私に来た受注メールに、全くおかしな点が見受けられないのも珍しいと言います。
中華系のサイトだと、どこかしら変な日本語が書かれている事があるのに、日本語はどこも問題なく全く不審な点が見受けられないということでした。
「これなら、騙されちゃいますよね」
と言われました。
本当に受注メールを見た限りでは、何も不審に感じた点はありませんでした。
被害届を出すには、そのサイトに書かれている住所に内容証明を出して、その住所が架空のものであるとか、そこにその会社は存在しないという証明をしなければならず、それには、金銭的な負担が出てくるとのことでした。
その金額は、私が被害に遭った金額と同額くらいの額が発生してしまうので、二重にお金を使うことになりもったいないのではないかと言われました。
「被害届けでなくても、そういう相談があったという記録は残せるので、今の段階ではそれでどうですか?」
と言われました。
私としては、私の情報が悪用された時に、私が被害を受けた結果、そういうことになったという証拠が残ればそれで良いので、被害届でなくても良いと思いました。
私が持っていった書類を全部コピーして、「記録に残します」と言ってくれました。
その人も犬を飼っているらしく、
「フードやペットシーツなどに負担がかかるのは、わかるので、少しでも安いものと思う気持ちはわかります。
ボクも忙しいので、かなりネットショッピングはするんですよ。
警察官が詐欺にあったらまずいので、それなりに調べてから買いますけどね。」
と言うので、
「どんなお店が安全ですか?」
と聞いたところ、やはり、
「二大ネット通販ショップと言われている店に加入しているお店が安全だと思う」
と言っていました。
「どうして、事前に調べてから買わなかったのか?」
とか
「騙されるほうが悪い」
などと、責められたりするかななどと思っていましたが、話しやすくてやさしい人でよかったです。
私の今回の被害に関しては、全国の警察署へ連絡が行くので、もしもそのサイトの人が逮捕されたり、そのことに関して、話が聞きたいということで、どこかの警察署から連絡があるかもしれませんと言われました。
「でも、情報が行くのは、その怪しいサイトの事だけで、細かい情報(私が何をいくら買ったなど)に関しては、他の警察署にも、どこにも漏れないので、大丈夫ですよ。」
とのことでした。
とりあえず、届けを出したことでほっとしました。
少しですが、気が楽になりました。
私がネット担当の刑事さんと話をしていた時、突然女性が大声で叫ぶ声がしました。
「仕事があるのよ!これから仕事なの!生活がかかってるのよ!警察は私の生活まで奪うって言うの!」
と、警察署内に響き渡るような声で叫んでいます。
私のすぐ近くで騒いでいるので、どうしてもその人の声が気になって、私の大事な話なのに、刑事さんの話がどうも耳に入らず、そっちの方に聞き耳を立ててしまいました。
甲高い女性の声で、何度も同じことを叫んでいます。
どうやら、その女性は、どこかのお店で何かをして、通報されたようです。
もしかしたら、店内でも、同じように大騒ぎのしたのかなと思いました。
対応している警察官は婦警さんも混じっていて、5~6人いたと思います。
みんなでその女性を取り囲んでいるので、私からはどんな人が叫んでいるのかはわかりませんでした。
「明日来るって言ってるでしょ!明日の9時に来ますよ!だから、今日は仕事に行かせて!」
と言っています。
でも、警察官たちは、ダメだと言っています。
「あんた、これが初めてじゃないでしょ」
と一人の年配の警官が言っていました。
その後も女性は叫び続け、とうとう取り囲んでいる警察官たちに強制的に二階に運ばれていきました。
「放してよ!触らないでよ!」
と叫びながら、その女性は、二階のどこかの部屋に連れて行かれたようです。
その後も、少しの間、二階の部屋から女性の
「仕事があるの!仕事に行かせてよ!」
という叫び声が聞こえていましたが、そのうち静かになりました。
姿は見えませんでしたが、声の感じから40~50歳代の女性の感じでした。
一体、何をしたのかと思いましたが、私と話をしている刑事さんは、そういうことには慣れっこになっているのか、そちらの方は、まったく気にせず、何事もないような感じで、淡々と話をしていました。
警察というところは、悪いことをしていなくても、どうもイメージが良くなくて、あまり行きたくないところです。
一気に疲れました。
被害金額はたいしたことはありませんが、私の個人情報を悪用されることが一番心配でした。
私も被害者なので、何も恐れることはないとは思いますが、悪用されたことで、訴えられるとか、面倒くさいことになるのが嫌だからです。
息子からも警察へ行くように言われました。
「よほど運が悪くなければ、面倒な事にはならないと思うけど、もしもの事を考えて、届けだけは出しておいたほうが良いと思う。」
と息子からも言われました。
前日に、今まで相手から来た注文書や、ホームページなどを印刷して持って行きました。
田舎の警察なので、ネットの被害と言っても、取り扱ってくれるのかなと思いましたが、とりあえず、私が被害者であることを記録してもらえば、良いと思いました。
受付で・・・と言っても、特に人がいるわけでもなく、制服を着た警官と思われる人たちが、それぞれに急がしそうに動いていました。
私が窓口へ行っても誰も取り合ってくれず、声を掛けるにも近くに誰もいなくて、どうしたものかと思っていたところ、私の存在に気づいた警官が、別の人に合図をして、その人が来てくれました。
ほとんど毛がなくて、かろうじてあるのは、白髪で、いかにも年配の感じの人でした。
でも、考えてみれば、警察官の定年は60歳なのだから、私よりはずっと若いはずだと思って、笑ってしまいました。
もしかしたら、嘱託とかもあるのかな?いずれにしても、私とたいして差はないはずです。
私が、
「ネットで詐欺に遭ったので、被害届を出したい」
と言うと、
「いくらくらいですか?」
と聞いてきました。
「金額はたいしたことはないのですが、私の個人情報が流れたことが気になるので、一応届けを出しておきたい」
と話すと、
「別の人が来ますから、待って下さい」
と内線をして、その後、すぐに別の人が階段を下りて来ました。
やってきた人は、30歳前半くらいの若い人で、警察官の制服も着ていなくて、ごく普通のサラリーマン風に見えました。
たぶん、刑事さんなんだろうと思いました。
こんな田舎の警察でも、ちゃんとネット専門の人がいるようです。
ちょっと安心しました。
柔らかい感じの話しやすい人でした。
ネット詐欺に遭ったことを話し、受注メールやその会社のホームページや、住所で詐欺サイトと書かれていた部分を印刷したものを提出しました。
その人が言うには、中国系の詐欺で、クレジットカードを使うのは珍しいということでした。
多くは、先に振込みさせて、品物を送らないというパターンだそうです。
クレジットカードを使うというのは、その店の他にクレジットカードの引き落としができる会社が介在しないとできない事なので、中華系の詐欺師は、あまりそういう手段は使わないそうです。
それと、引き落としの額ですが、いくらでも実際と違う金額を引き落とすこともできるのに、実際の金額しか引き落としていないのも不思議だと言います。
それと、そのサイトから私に来た受注メールに、全くおかしな点が見受けられないのも珍しいと言います。
中華系のサイトだと、どこかしら変な日本語が書かれている事があるのに、日本語はどこも問題なく全く不審な点が見受けられないということでした。
「これなら、騙されちゃいますよね」
と言われました。
本当に受注メールを見た限りでは、何も不審に感じた点はありませんでした。
被害届を出すには、そのサイトに書かれている住所に内容証明を出して、その住所が架空のものであるとか、そこにその会社は存在しないという証明をしなければならず、それには、金銭的な負担が出てくるとのことでした。
その金額は、私が被害に遭った金額と同額くらいの額が発生してしまうので、二重にお金を使うことになりもったいないのではないかと言われました。
「被害届けでなくても、そういう相談があったという記録は残せるので、今の段階ではそれでどうですか?」
と言われました。
私としては、私の情報が悪用された時に、私が被害を受けた結果、そういうことになったという証拠が残ればそれで良いので、被害届でなくても良いと思いました。
私が持っていった書類を全部コピーして、「記録に残します」と言ってくれました。
その人も犬を飼っているらしく、
「フードやペットシーツなどに負担がかかるのは、わかるので、少しでも安いものと思う気持ちはわかります。
ボクも忙しいので、かなりネットショッピングはするんですよ。
警察官が詐欺にあったらまずいので、それなりに調べてから買いますけどね。」
と言うので、
「どんなお店が安全ですか?」
と聞いたところ、やはり、
「二大ネット通販ショップと言われている店に加入しているお店が安全だと思う」
と言っていました。
「どうして、事前に調べてから買わなかったのか?」
とか
「騙されるほうが悪い」
などと、責められたりするかななどと思っていましたが、話しやすくてやさしい人でよかったです。
私の今回の被害に関しては、全国の警察署へ連絡が行くので、もしもそのサイトの人が逮捕されたり、そのことに関して、話が聞きたいということで、どこかの警察署から連絡があるかもしれませんと言われました。
「でも、情報が行くのは、その怪しいサイトの事だけで、細かい情報(私が何をいくら買ったなど)に関しては、他の警察署にも、どこにも漏れないので、大丈夫ですよ。」
とのことでした。
とりあえず、届けを出したことでほっとしました。
少しですが、気が楽になりました。
私がネット担当の刑事さんと話をしていた時、突然女性が大声で叫ぶ声がしました。
「仕事があるのよ!これから仕事なの!生活がかかってるのよ!警察は私の生活まで奪うって言うの!」
と、警察署内に響き渡るような声で叫んでいます。
私のすぐ近くで騒いでいるので、どうしてもその人の声が気になって、私の大事な話なのに、刑事さんの話がどうも耳に入らず、そっちの方に聞き耳を立ててしまいました。
甲高い女性の声で、何度も同じことを叫んでいます。
どうやら、その女性は、どこかのお店で何かをして、通報されたようです。
もしかしたら、店内でも、同じように大騒ぎのしたのかなと思いました。
対応している警察官は婦警さんも混じっていて、5~6人いたと思います。
みんなでその女性を取り囲んでいるので、私からはどんな人が叫んでいるのかはわかりませんでした。
「明日来るって言ってるでしょ!明日の9時に来ますよ!だから、今日は仕事に行かせて!」
と言っています。
でも、警察官たちは、ダメだと言っています。
「あんた、これが初めてじゃないでしょ」
と一人の年配の警官が言っていました。
その後も女性は叫び続け、とうとう取り囲んでいる警察官たちに強制的に二階に運ばれていきました。
「放してよ!触らないでよ!」
と叫びながら、その女性は、二階のどこかの部屋に連れて行かれたようです。
その後も、少しの間、二階の部屋から女性の
「仕事があるの!仕事に行かせてよ!」
という叫び声が聞こえていましたが、そのうち静かになりました。
姿は見えませんでしたが、声の感じから40~50歳代の女性の感じでした。
一体、何をしたのかと思いましたが、私と話をしている刑事さんは、そういうことには慣れっこになっているのか、そちらの方は、まったく気にせず、何事もないような感じで、淡々と話をしていました。
警察というところは、悪いことをしていなくても、どうもイメージが良くなくて、あまり行きたくないところです。
一気に疲れました。