5月25日に緊急事態宣言が解除されたもののコロナウィルス感染の危機は日々続いています。
緊急事態宣言下、テレビの連続ドラマも撮影が進まないらしく、それを埋めるために昔ヒットしたドラマの再放送番組が多く流されています。
ある日曜日の午後、たまたまかかっていたテレビに『愛していると言ってくれ』というドラマがありました。
特に見るでもなく流れているものを見ていたのですが、徐々に引き込まれていきました。
主人公の男性は聴覚障害があるという設定なので、会話は手話で行われます。
そういえば、以前、手話が話題になり、手話を習い始める人が増えたという話を聞いたのを思い出しました。
そのきっかけとなったのが、このドラマだったんだろうなと思いました。
主人公は、常盤貴子と豊川悦司。
そして主題歌がドリカムの「LOVE LOVE LOVE 」。
ドリカムのこの曲はよーく知っていますが、ドラマの主題歌だったとは知りませんでした。
いつ頃放送されたドラマだったのかなぁと調べてみたら、1995年だそうです。
今から25年前です。
振り返ればその当時、私はフルタイムで働き、息子は高校生、娘は中学生で私もテレビドラマをじっくり見ている余裕はなかったなぁと思いました。
ストーリーにも引き込まれましたが、何と言っても豊川悦司がかっこいい!
ドラマが始まる前にリモートで現在の常盤貴子と豊川悦司が出て、当時の思い出などを話すのですが、豊川氏に関してはまるで別人のようです(笑)
今は小汚いオヤジという感じで、全く魅力を感じないのですが、ドラマの中の若い彼は、全てが魅力的だと思いました。
服装もシンプルで無彩色のものをラフに着こなしていて、清潔感にあふれているし、何と言っても彼の笑顔には参ってしまいます。
障害を背負っているためもあり、暗い影のある役柄なのですが、時たま見せる笑顔とのギャップが大きく、それが余計に魅せられてしまいます。
当時このドラマを見ていたら、きっと豊川悦司のファンになっただろうと思いました。
若いころ、あんなにカッコ良い人も年を取れば変わるんだと、自分の事は棚に上げて思っています。
一度に三話続けて放送されるので、今度の日曜日あたりが最終回かなぁと思っていますが、楽しみです。