日曜日の夕方、娘たち一家はミニの出産から新しい家のリフォームが済むまでという3ヶ月近い我が家での滞在を終えて、新しい家へ帰っていきました。
その日は朝からあわただしく、朝食も食べずに一家で新しい家に行き、残った片づけや掃除をしたようです。
途中、ミニが落ち着いて眠れないようなので子守を頼みたいという電話があり、娘がミニを連れてきました。
リフォームは、台所のカウンターが残っていたのですが、キッチンの使用には支障がないということでひとまず区切りをつけたようです。
娘たちが中古住宅を欲しいと思い始めてから半年以上の間、色々なことがありましたが、何とか自分たちの家を持つことができました。
中古というだけで、私の家より敷地も建坪も大きな家なので、ゆったり過ごせることだろうと思います。
今までの狭いアパートではコタツを出すこともできずにいたようですが、これからはコタツでゆっくりくつろぐこともできます。
娘は家が広くなって掃除が大変になったとぼやいていましたが、それもうれしいぼやきなんでしょう。
私は、引越しの時も新居の片付けの時もずっとミニの子守で自分の家にいたので、娘の新しい家は見ていません。
去年の暮れにリフォーム前の家を見ただけなので、その後の家の中の様子をあれこれと想像しています。
いつか見せてもらえると思うので、それがとても楽しみです。
今までは、まめが幼稚園バスに乗るのに大通りの集合場所まで行かなければならなかったのですが、今度の場所はバスが家の前まで来てくれるらしく、それはずいぶん楽になったと言っていました。
我が家で過ごした最後の日の夕方、娘たちは再びあわただしくミニと最後まで残っていた荷物を引き取りに来ました。
私は、娘たちも一緒に夕飯を食べるものとばかり思って準備をしていたのですが、まだおじさんがキッチンカウンターの工事をしてくれているので、自分たちだけ食事をするわけにはいかないと言ってそのまま帰ることになりました。
帰る段になり、
「お世話になりました。ありがとうございます。」
とまめパパが言いました。
夕食の支度をしていた私がそちらの方を見ると、娘たちは一家で並んで立っていました。
娘は頭を下げたまま泣いているようでした。
泣きながら、何度も何度も「ありがとう。」と言いました。
私も胸が熱くなりました。
結婚式の時も何も言わずに家を出て行った娘です。
まめが生まれた時もツブが生まれた時も我が家に滞在して帰る時にそんな風に改めてありがとうと言われなかった気がします。
娘がくれる年賀状には「いつもありがとう」という感謝の言葉が書かれていますが、面と向かって言われたことはありませんでした。
その時の娘のありがとうには、新しい家のことや長期滞在のことなど色々な思いが詰まっていたんだろうと思いました。
私は、
「とにかく家族が仲良くやってくれるのが一番よ。」
と言いました。
私たち夫婦の願いはそれだけです。
娘たちの新居は私たちだけでなく、多くの人たちの援助・協力によって実現しました。
パパの両親やおじさんはもちろんのこと、パパのお兄ちゃんや私の息子にも感謝しなければいけないと思っています。
その日は朝からあわただしく、朝食も食べずに一家で新しい家に行き、残った片づけや掃除をしたようです。
途中、ミニが落ち着いて眠れないようなので子守を頼みたいという電話があり、娘がミニを連れてきました。
リフォームは、台所のカウンターが残っていたのですが、キッチンの使用には支障がないということでひとまず区切りをつけたようです。
娘たちが中古住宅を欲しいと思い始めてから半年以上の間、色々なことがありましたが、何とか自分たちの家を持つことができました。
中古というだけで、私の家より敷地も建坪も大きな家なので、ゆったり過ごせることだろうと思います。
今までの狭いアパートではコタツを出すこともできずにいたようですが、これからはコタツでゆっくりくつろぐこともできます。
娘は家が広くなって掃除が大変になったとぼやいていましたが、それもうれしいぼやきなんでしょう。
私は、引越しの時も新居の片付けの時もずっとミニの子守で自分の家にいたので、娘の新しい家は見ていません。
去年の暮れにリフォーム前の家を見ただけなので、その後の家の中の様子をあれこれと想像しています。
いつか見せてもらえると思うので、それがとても楽しみです。
今までは、まめが幼稚園バスに乗るのに大通りの集合場所まで行かなければならなかったのですが、今度の場所はバスが家の前まで来てくれるらしく、それはずいぶん楽になったと言っていました。
我が家で過ごした最後の日の夕方、娘たちは再びあわただしくミニと最後まで残っていた荷物を引き取りに来ました。
私は、娘たちも一緒に夕飯を食べるものとばかり思って準備をしていたのですが、まだおじさんがキッチンカウンターの工事をしてくれているので、自分たちだけ食事をするわけにはいかないと言ってそのまま帰ることになりました。
帰る段になり、
「お世話になりました。ありがとうございます。」
とまめパパが言いました。
夕食の支度をしていた私がそちらの方を見ると、娘たちは一家で並んで立っていました。
娘は頭を下げたまま泣いているようでした。
泣きながら、何度も何度も「ありがとう。」と言いました。
私も胸が熱くなりました。
結婚式の時も何も言わずに家を出て行った娘です。
まめが生まれた時もツブが生まれた時も我が家に滞在して帰る時にそんな風に改めてありがとうと言われなかった気がします。
娘がくれる年賀状には「いつもありがとう」という感謝の言葉が書かれていますが、面と向かって言われたことはありませんでした。
その時の娘のありがとうには、新しい家のことや長期滞在のことなど色々な思いが詰まっていたんだろうと思いました。
私は、
「とにかく家族が仲良くやってくれるのが一番よ。」
と言いました。
私たち夫婦の願いはそれだけです。
娘たちの新居は私たちだけでなく、多くの人たちの援助・協力によって実現しました。
パパの両親やおじさんはもちろんのこと、パパのお兄ちゃんや私の息子にも感謝しなければいけないと思っています。