はーちゃんの気晴らし日記

気ままに 楽しく 書きくけこっこ!

書初めの宿題

2021年01月05日 | 我が家
昨日は、孫のツブとミニが来て書初めの宿題をしました。

昨年最後の書道教室の時、小学生はいつもの課題はやらずに、学校の宿題の書初めをしていました。
机を片付けて教室の半分を使い、先生がお手本を書いて、一つ一つの書き方を指導します。

私には書道教室に来ている小学生と同じ学年の孫たちがいるので、自分の練習はそっちのけで書初めの練習を見ていました。
私自身は、まだ習い始めたばかりなので人に教えるなんてことはできませんが、教室で先生の言うことを聞いていたので、多少のアドバイスはできると思い、孫たちに私の家で書初めの宿題をさせることにしました。

孫たちは一番の基本になる筆の作り方は全く知らないので、それを教えました。
最初にしっかり墨をつけて、それを適当な墨の量になるまで落とし、筆先を刀の形にします。
そうすると、字の書き出しがきれいにできます。
実際のところ私自身もまだそれがうまくできていないので、「教える」なんておこがましいのですが、最初に刀の形を作ることと、筆を立てて書くことを二人に何度も注意しながら、書かせました。
ミニは三年生ですが、普段から字を書くのは丁寧なので、筆を上手に使えるようになれば上手くいくのではないかと思っていたので、期待していました。
ツブは六年生ですが、文字はいい加減な殴り書きで、消しゴムで消した跡が残っていても平気でその上から書いて提出してしまうくらい字に関するこだわりがなく、今までもツブが書いた習字を見たことがありますが、いい加減なものだったので、まったく期待せず、とにかく宿題が終わればいいだろうという感じで臨みました。

ところが始めてみると、ツブは私が言っていることを理解して、言ったとおりに書くので、予想外に良い字が書けました。
ミニは、基本は上手なのですが、筆の使い方がわかっていなくて、いくら言っても自己流になってしまい、なかなか思うようにはできませんでした。
やはり、三年生と六年生の理解力の違いなのかなと思いました。

お手本を見ながら、書き出しはこの辺、縦の線は真っすぐ、横の線は少し斜め上などと話し、書いている途中に「もう少し長く!」「そこで曲げる!」など、言っている間にだんだん声が大きくなり、最後にはほぼ叫んでいるような状態になり、のどが痛くなるほど声を張り上げてしまいました。
それを見ていた主人も
「オレも見ているだけで疲れた」
と言っていました。

でも、ミニは
「習字って楽しい!私もババと一緒に習いたい!」
と言い出し、それはうれしいことではありますが、「習う」といっても、年金生活なので、私の授業料でいっぱいいぱいで、経済的なことをどうしたものかと思っています。

昼食をはさんで、4時間の書道でした。
とにかく疲れました。
「終わった」という連絡をするとパパが迎えに来たのですが、二人が帰った後ぐったりしてしまいました。
二人とも、もう少し太く書いてほしかったななどと、私が納得が行くようにはできませんでしたが、本人たちは自分の書いたものに満足していたようです。
とりあえず、宿題が終わってよかったなと思っています。

冬休みも終わり、三人の孫たちも明日から学校が始まります。

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